冷たい時雨が降る中、広島バラ園の田頭先生をお迎えして、1月に予定されている大剪定の説明がありました。
参加者は、粕屋町役場環境課、造園会社、維持管理会社そして私たち粕屋町バラサークルのメンバーです。
先生の今日のお話を私が理解できた範囲で要約すると;
『バラは5〜6年でピークを迎えます。6年というのは人間で例えると60歳、そろそろ定年です。10年経ったから植え替えようというバラ園もありますが、1月の大剪定は 更新剪定 をしましょう。今日はそのお手本をお見せします。』
ハイブリッド・ティーの更新剪定
ということで、四季咲き大輪のハイブリッド・ティー「ブランデー」(1981 アメリカ H.C.Swim&J.E.Christensen)を例に剪定作業が。
現在「ブランデー」は幾つかの花があり、先生の右手の位置まで高さがあります。これを約1/2に切っていきます。(見えている名札は左側のバラのものです)
鋏を持たれた先生は、さすがバラ栽培歴65年、お歳などまるで感じさせない手際で作業を進めていかれます。Gパンとワークブーツがよく似合ってますね。枝を切断する力の強いこと。
剪定後。枯れた太枝は歯の細かなノコで切断。これに剪定鋏を使うのは禁物で、鋏も痛めるし、無理な切断でバラの枝が割れるとそこから枯れが拡がるのだそうです。
「ブランデー」はシュート更新しないタイプなのでしょうが、やはり株元が寂しいですね。来年は新しいシュートが(たくさん)出てほしいですね。
スタンダード仕立ての更新剪定
冷たい雨が降り続きますが、先生はとてもお元気。次はスタンダードの剪定方法の説明です。
この株が6年生だそうで、ステンレス支柱の”横の輪”より下で切っていきます。
先生は、私たちがスタンダード仕立ての台木を育てているのをご存知でした。ブログをご覧頂いているようですね。ありがとうございます。
寒さがいっそう強まって、仕上がりの写真には参加者の震え上がっている顔がいっぱい写っているので割愛しますね。
田頭先生と同年の稲永会長もお元気で、寒さにもめげず午後の作業にも参加され、脚立に上がって「コーネリア」のスタンダードの剪定をお一人で仕上げられました。『春が楽しみ』と嬉しそう。
霙が降る中の午後の作業でトンネル部分のCLの手直し(昨日よりさらに切り込まれた)と、大部分のスタンダードの剪定が終わりました。みなさん、お疲れさまでした。濡れて冷えきった体を浴槽に沈めながら、今日もみなさんのおかげでいい一日だったと感謝。
3 件のコメント:
素敵なブログ(バーバラさん似のアシスタントが可愛いですね(*^_^*)を立ち上げられ、これから、とても楽しみにしています。そらさんのことですから、ますます専門家になられるのでは?だんだん私から遠ざかっていかれるようで、寂しい気もします(本当は応援しています)
「ばら日和」も宜しくお願いしまーす。
新品種の作出「そらさん」なら期待できますね!!
夢は大きく、ブランドローズ「ローズそらシド」 素人ブリーダー「そらさん」なかなか良いですよ!!
私には土作りを教えてくださいね。
> バーバラさん似のアシスタントが可愛いですね(*^_^*)
ありがとう。バーバラがとても喜んでいます。
私は、べつに「ばら日和」から抜けるわけでもないのに、なぜかひとりぼっちになったような、一抹の寂しさを感じています。ヘンですね(笑)
ただ、おかげさまで(こぼさんがブログを立ち上げてくれたから)、自分が何をしようとしているのかが、今はほんの少しだけ見えてきたように感じています。「ローズそらシド」ではそれを考えて(探して)みようと思います。
それの今後の展開に必要な私の過去の投稿をこのブログにコピーしました。ご了承お願いします。
私が「新品種の作出」なんて噴飯ものですが、でもそれをめざすとなるとバラの栽培に関するオールマイティな知識・技術・経験、そして情熱(持続的な)が必要なんですね。私に無いものばかりですから、おもしろそうに思えるんです。
例えば「実生」。おかげでいろんなローズヒップが集まりました。1ヶ月半後には播種です。ワクワクします(^^)
> 私には土作りを教えてくださいね。
これは奥が深い。私には荷が重すぎます(^^; ただ、これに関してどのように勉強を進めていけばいいか、タッキー先輩のとてもいい提案があります。もう少し具体化したら「ばら日和」で提案させてもらいます。
コメントありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
> いろんなローズヒップが集まりました
遊んでいた冷蔵庫が活躍しています。
私の好きな色彩で、見てると炊き込みご飯に入れてみたくなります。
ビタミンC入りです。エスニック風だな。
あっピラフかリゾットの方がぴったりですね。
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