このブログについて


バラの栽培についての考え方や方法は多様です。その多様性こそが、バラが文化として豊かであることの証左なのでしょう。
"答え"は一つではないとすれば、バラ栽培の楽しさは、"自分のバラの世界を見つけ出す" その過程にあると思っています。

このブログは試行錯誤中のバラ栽培の記録です。一部の記事はバラ仲間に私の方法を紹介するために書いたものもありますが、
「栽培ガイド」の類ではありません。バラ栽培を始めた頃に書いた記事の内容は現在の栽培方法とは異なるものも多く、
技術的にも拙く、論理も雑駁で、誤謬も多々含まれていると思われます。批評的に読んでくださるようお願いします。

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2011年12月16日金曜日

うしろすがたの

時雨もようの中で、遅れていた根深ネギの土寄せをしました。バラの花壇を作るため二日連続でスコップを握っていたので、昨夜は右肘が痛く今朝も力が入りません。

自嘲
うしろすがたのしぐれてゆくか

山頭火

若い頃は百姓の真似事をするなど思いもしませんでした。土地に根をおろしそこで一生を過ごすよりも、たとえ漂白流浪の身であっても風のように気ままな人生に憧れていました。

私の家系はずっと昔からこの地の百姓であったことがお寺の過去帳などからわかります。その血が私にも流れているんでしょうね。私が愛用している平鍬と三つ又鍬は祖母が使っていたものです。どちらも私にはちいさなサイズなんですが、今ではそれもすっかり体になじみました。鍬を手にしながら、『あと何年生きられるかわからないけど、このまま土を耕しながら・・というのも悪くないかな』と思うようになりました。

まだやり残していた「CLアイスバーグ」の剪定を終える頃から冷たい雨になり、早めに切り上げて帰宅。

昼過ぎ、猿渡先輩が来訪され歓談。先輩の知識と経験の豊富さにあらためて刮目。

午後、薪ストーブを設置。


ストーブの火を見ていると、意識がトロトロしてきます。

こぼさんから借用しているバラのDVDに新品種の作出に関するエピソードが幾つか紹介されています。

例えば河本純子さん作出の「ブルーヘブン」(2003年)は、18年の育種期間中に100万個の種を播種したとか。

う〜ん、夢を見てるのか。

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2 件のコメント:

こぼ さんのコメント...

なかなか素敵なストーブですね。カレーやおでんも作れそうで(笑)そらさん自慢のストーブのようですね。今週は寒くなるそうですのでフル活用ですね(羨ましい)
船越の牡蠣、私も何回か行きましたが、「牡蠣殻をバラに」は思いつかず、私のお腹の中ばかりです。そらさんは色々な情報を探されますね。

そら みたか さんのコメント...

薪ストーブはバーバラのお気に入りで、私は煙突掃除夫か薪割り係です。

私は夕暮れが好きでこの季節は6時頃(周辺は真っ暗)まで畑にいます。今朝は一面の霜できれいでしたが、既に昨日の夕方から空気が冷たかったですね。昨日はバラの苗床を作る予定の畝をトラクタで耕起していたのですが、ハンドルを持つ手がかじかんでいました。家に帰ると、薪ストーブの暖かさが待っています。バーバラと私のささやかな贅沢です。

> そらさんは色々な情報を探されますね。
猿渡先輩ほどではありませんが(笑)
自分が必要としているものや関心事を他の方に伝えておくと(時間はかかりますが)情報を教えてくれる方が現れます。
今朝は花壇の縁取りに使う木製ブロック100個ばかりを◯◯さんに届けました。『ほしい』と私に伝えられたから、私もその気になって調達しました(そんな大げさなものじゃなく、あるところに貰いに行っただけなんですけど)。