バーバラさんが2月8日に挿した「水挿し」の2ヶ月半後の様子です。
「味付たこ」の箱にビニールが掛けてあるだけの超簡易なものですが、バーバラさんが工夫したのは「珪酸塩白土」(商品名:「ミリオンA」)を入れていることです。
コップの底に僅かに見えている白っぽい粒が「珪酸塩白土」です。その上に、キッチンペーパーを敷いています。これで2ヶ月半の間まったく水を交換すること無く、それなりに順調に生育してきました。ミリオンAの効果は絶大で、水が腐りませんでした。蒸散して減った分を補充しただけだそうです。
同時に(比較)テストした「切り花活性剤」を使った水挿しは、約5日間隔で新しい水に交換し続けたにもかかわらず、挿し穂が(たぶん雑菌が増えて)枯れてしまいました。
バーミキュライトなどを使った土に挿したものが苦戦している(生き残っているのは1本だけ)ので、「水挿し」の成績の良さが目立ちます。
ちなみにこれらの挿し穂は、私が接ぎ木に使用した枝の残りです。捨てるはずのものを拾って水挿しにしました。6cmと短くてもだいじょうぶでしたね。写真にはありませんが、枝の太さが2mm程の細い挿し穂もがんばっています。
発根するまで時間がかかりましたが、葉も元気ですし、まもなく鉢上げができるでしょうね。嬉しいね、バーバラさん。
追記;その後の経過など「水挿し」関連の記事は以下ををご覧ください。
- 2012年6月3日 「バラの 水挿し −2」
- 2012年7月1日 「バラの 水挿し −3」
- 2013年2月8日 「バラの 水挿し −4」
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