このブログについて


バラの栽培についての考え方や方法は多様です。その多様性こそが、バラが文化として豊かであることの証左なのでしょう。
"答え"は一つではないとすれば、バラ栽培の楽しさは、"自分のバラの世界を見つけ出す" その過程にあると思っています。

このブログは試行錯誤中のバラ栽培の記録です。一部の記事はバラ仲間に私の方法を紹介するために書いたものもありますが、
「栽培ガイド」の類ではありません。バラ栽培を始めた頃に書いた記事の内容は現在の栽培方法とは異なるものも多く、
技術的にも拙く、論理も雑駁で、誤謬も多々含まれていると思われます。批評的に読んでくださるようお願いします。

お知らせ

バラの育種 を仲間と共に学びたい初心者を対象にした オンライン勉強会 を計画中です。

オンライン ミーティングシステム "Zoom" を利用して、月2回(年間20回程度)の開催で、 参加費無料の勉強会です。

内容は「ばらの育種オンライン勉強会」 案内ページ をご覧ください。
11月23日追記:勉強会で使用するテキストに関して重要な変更をしています。



2012年4月14日土曜日

バラの挿し木 2ヶ月半後

1月21日と23日に挿し木したバラの栽培品種の2ヶ月半後の状況です。総数240本のうち約1/3の80本ほどがダメになりましたが、最も難しい時期は乗り越えたと思われますので、なんとかこのまま育ってくれればと思っています。

バラの休眠枝挿し 2ヶ月半後

前にも書きましたが、今年は挿し穂の長さを20cmに揃えました。これは良かったと思っています。挿し穂20cmの半分10cmを土の中に挿すつもりだったのですが、挿し手のバーバラさんとの意思疎通がうまくいかず(いつものこと/笑)、かなり浅く(5cm)挿してしまいました。でも、これはどうでも良かったみたいで、失敗した挿し穂には、私が10cmの深さに挿したものも同じくらいの割合で含まれていました。

1月26日に挿した台木用のノイバラ160本とスタンダード台木にする予定の56本、計216本はすべて順調です。このまま行けば「活着率100%」の記録達成も夢ではないかも。

バラサークルのみなさんの挿し木の状況はいかがですか? 遅霜とその後の空気が極端に乾燥した時期にダメになったものもある(多い)ようですね。もうしばらく様子を見て、猿渡さんを中心に「検討会」を開催しましょう。

次の挿し木の好機は6月の「緑枝挿し」です。私は今度はロックウールを使う方法を試すつもりです。

1 件のコメント:

箱庭のこぼ さんのコメント...

すごい確率(確立?)ではないでしょうか(笑)写真をみるかぎり、どれも元気そうですね。
挿し木苗でもベイサルシュートは出るそうですね。
オウンローズといって、自分で発根した苗は強く、癌腫などの病気にもなりにくい?と(ネットで)でも一方では病気になり易いと言う説もあるし・・・?
挿し木だと開花までに2年ほど掛かり、一般に売られている大苗くらいにするには3年ほど掛かかるそうです(これもネット)バラの寿命が短いそうですね。
ただある程度大きくなるまで花を咲かせないのがコツで、毎年一回り大きい鉢に植え替えすることによって大苗にすることは可能だそうですよ。
バラも時が金なりですね。私が一番わかります。待ちきれず大苗にし、最初の頃は大きな鉢植えにして大金を(笑)これからは、植える場所もお金もないのでやめます(笑)