かのやバラ園のアドバイザーでもあるデービッド・B・サンダーソンさんから教えていただいたバラの接ぎ木は、彼が独自に考案した方法です。一般的な「切り接ぎ」とは方法が大きく異なりますので、これを「デービッド接ぎ」と呼ぶことにします。
これは2月17日に接いだデービッド接ぎの2ヶ月後の様子です。写真の右側の長い枝が台木。接ぎ木したのは左側で、新梢が10cmの長さになりました。デービッドさんに再確認しましたが、新梢が手のひらサイズ(10cm)になったら台木を切る時期だそうです。
台木は、下の写真の赤い線で切るつもりです。もう少し(1cm)下でもいいのでしょうが、ちょっと用心して(笑)
ちなみに、この台木には3カ所の切断跡が見えます。下のは接ぎ木の作業に邪魔だから切ったもの、真ん中と上は新梢の伸びに従って、その邪魔にならぬよう切ったものです。
私とバーバラはそれぞれ何株かデービッド接ぎを試みました。その中には地植えした台木もありますが、最も成長が早いものは新梢が30cm程になろうとしています。でも、遅いものは芽がまだ接ぎ木テープの下です。失敗して穂木が黒く変色したものもあります(残念)
穂木の新芽(新梢)がまだ大きくなっていないのに、台木のノイバラに蕾ができ始めた株もありますが、これは摘蕾したほうがいいと思われます。
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