このブログについて


バラの栽培についての考え方や方法は多様です。その多様性こそが、バラが文化として豊かであることの証左なのでしょう。
"答え"は一つではないとすれば、バラ栽培の楽しさは、"自分のバラの世界を見つけ出す" その過程にあると思っています。

このブログは試行錯誤中のバラ栽培の記録です。一部の記事はバラ仲間に私の方法を紹介するために書いたものもありますが、
「栽培ガイド」の類ではありません。バラ栽培を始めた頃に書いた記事の内容は現在の栽培方法とは異なるものも多く、
技術的にも拙くて誤謬も多々含まれていると思われます。批評的に読んでくださるようお願いします。

2015年4月21日火曜日

バラの接ぎ木 小林流 接ぎ木

自分に適したバラの接ぎ木方法を探すため、1月24日に 北九州市の「グリーンパークバラ園」で開催された接ぎ木講習会に参加しました。講師は 同バラ園技術顧問の小林博司先生 です。先生の接ぎ木方法は独自に工夫された要素も多く、バラ苗生産農家の方法とは微妙に異なる方法です。バラ苗生産農家の方法を「切接ぎ」と呼ぶなら、小林先生の方法は「割接ぎ」と呼ぶべきかもしれませんが、ここでは「小林流 接ぎ木」とさせていただきます。

ページ後半は、私の「切接ぎ」の手順と、その後の経過をレポートします。

バラ苗生産農家の切接ぎに関しては、「接木ドットコム|接ぎ木情報と接木テープ」のページにその様子を紹介した動画「バラの切接ぎ方法~穂木の作り方と接木テープの巻き方」があります。この動画のモデルになった接ぎ木職人さんは、私に切接ぎを教えてくれた◯◯さんかな?と思うほど、手順も服装や道具、ハウス内でラジオを聞きながらという作業環境もそっくりです。まず間違いなく、福岡県田主丸(たぬしまる)のバラ苗生産農家での収録でしょう。

田主丸地区にはバラの接ぎ木をされる方が少なくとも数十名はいるでしょうから、中には自分なりに工夫された接ぎ木方法もあるでしょうね。でもこの動画で見る方法が標準的なものだろうと思います。ナイフの持ち方、ナイフの刃先の位置、手の使い方、特に左手の指1本1本の位置とその役割を考えながら見ると、安全性と効率を両立させるための接ぎ木職人さんたちの工夫がわかると思います。

グリーンパークバラ園 小林博司先生

小林先生はバラ栽培歴50年。北九州市の職員としてのお仕事をされながら、独学でバラの栽培に取り組んでこられました。「グリーンパークバラ園」が開設されてからは、その責任者としてすばらしいバラ園を作り上げられ、また講座の開催は600回にもおよぶというという熱心な指導者でもあります。

私は、現在グリーンパークバラ園で毎月開催されている先生のバラ栽培講座を受講しています。過去数年、何度も先生の講座に参加し、また個人的にご指導を受けたりもしました。2011年11月20日の記事:「小林さんの笑顔」に、先生に初めてお目にかかったときの印象を書いています。

その後、2013年4月から1年間にわたり、粕屋町バラサークルの主催で開講した「環境に優しい オーガニック バラ栽培講座」の開講記念講座の講師は、小林先生にお願いしました。

グリーンパークバラ園は「オーガニック栽培」ではありませんがそのような違いを超えて、『先生のバラ栽培にかける熱意やお考えは、私たちアマチュアのお手本』と思ったからです。

小林流 接ぎ木の手順

さて、公開のお許しいただいているので、小林流 接ぎ木の手順を追ってみます。写真はそれにそって並べますが、何回かのデモの写真が混ざっています。多数の方々が参加した講座の進行の邪魔にならぬよう撮ったので、説明不足やわかりづらい点があるかもしれません。

穂木について

接ぎ木に使う穂木の採りかたについての説明とデモ。先生が持ってあるのが採取した「穂木」です。

バラ苗栽培農家のように母木からではなく、ふつうに栽培している株から穂木を採ります。

2014年11月19日の記事:「穂木と台木の充実度がポイント バラの接ぎ木」にも書きましたが、穂木の採取は『主枝を株元近くから惜しげもなく切る』という大胆さが必要です。

でも、自分のではないバラをそう簡単には切れませんよね。みなさん、遠慮して先端部分をちょっと切るんですが、それでは穂木が未熟で使えません。

台木の根の処理

室内に戻り、接ぎ木作業の開始です。

まず「台木」の根を切りそろえます。根の部分を握って、その下からはみ出すような根は、太根も細根も切り捨てます。

備考:これまで何度か紹介してきた「デービッド接ぎ」では、根は切りません。

台木と接ぎ穂

台木と穂木の「下準備」ができました。

形成層の説明

表皮と木質部の間にある「形成層」の説明。台木も接ぎ穂も、形成層と木質部の境目にナイフを入れ、台木の形成層と接ぎ穂の形成層を合わせます。

形成層

実際の台木の切断面です。

とても充実した台木で、「髄」の部分がまったく無く、中心はすべて木質部になっています。かなり厚い形成層がはっきり見えています。

この形成層と木質部の境目にナイフを入れるんですが、これほど明瞭だと迷うことはありません。

これと比較すると私が挿し木で作っている台木は未熟であることがわかります。ただ惜しむらくは、この台木は(長期間水に入れられていたのか)やや弱っているように見えます。

台木の切り分け

ここが「小林流 接ぎ木」のユニークなところです。前述の動画で見るバラ苗生産農家の方法とは、台木の持ち方、ナイフの使い方が大きく異なります。

この角度から見ると『恐い』ですよね。ちょっとナイフが滑ると、左手親指や人差し指を「ザックリ」なんてことになりかねません。そのように見えます。

逆側(先生の目線)から見ると。。

なるほど。両手の親指に力を入れて、ナイフが滑らないようにブレーキをかけているんですね。

特に左手の親指はしっかりと台木を押さえています。ナイフを大きく動かして一気に切るのではなく、左親指の力の入れ具合を加減しながら、少しずつ切り下げていきます。
「切り分けて」または「切り裂いて」という表現の方が適切でしょうか。

ナイフを入れる位置は、形成層と木質部の境目よりもやや内側(木質部側)のように見えます。

接ぎ穂のトゲを外す

台木の準備ができたら、つぎに接ぎ穂の調整をします。まずはさみを使ってトゲを外していきます。

長めの接ぎ穂も小林流の特徴でしょうか。大量に生産する苗生産農家は限られた量の穂木からより多くの接ぎ木苗を作る必要があるので、ふつう1芽だけの(短い)接ぎ穂を使います。

接ぎ穂の調整

接ぎ穂基部の調整は、まず一刀で斜め切りし、つぎに逆側から形成層に沿って削る という一般的なものです。これも前述の動画を参考にしてください。

接ぎ穂を差し込む

小林流接ぎ木のもうひとつの特徴は、調整した接ぎ穂を 台木に差し込む という印象の接ぎ方です。台木と接ぎ穂の向きが一般的な方法とは逆になっています。

一般的な切接ぎでは、接ぎ穂の斜め切りした側は、台木の外側(外向き)になります。左親指が台木の中心側で、接ぎ穂の斜め切りした部分がその方向を向いています。

この部分だけを見れば、 これは「デービッド接ぎ」あるいは「デービッド式 割接ぎ」と同じです。

一般的な方法とデービッド接ぎ、どちらが活着が良いのか。「上手な人の手にかかれば、どっちでも同じ」なんでしょうが、さて、あまり上手じゃない自分むきの方法は?

接ぎ木テープ

接ぎ木テープは「ニューメデール」ではなく、従来型の結ぶタイプのものです。基部から巻き始めます。

接ぎ穂の調整もユニークです。穂木のいちばん下に「良い芽」があるのはよくあることで、しかも良い芽が短い間隔で数個あることも。ふつうの切り方をするとこの芽は使えません。でも、もう一段下の枝から切れば、この「良い芽」を活かすことができるんですね。

下から巻き始め、上まで巻いたら下に戻って結ぶというやり方です。ちょっと力を入れて締め付けるように巻き、最後も緩まないようにギュッと固結びします。

写真を見て気づいたのですが、この接ぎ穂(上の写真と同じもの)には4か5個の芽が付いていますね。

接ぎロウ

接ぎロウは、蜜ロウかカスタードクリームみたいな色でした。これは特殊なものではなく園芸店で売っているものだとか。接ぎ木テープを巻き終えたら、刷毛を使ってたっぷりと、台木のかなり下の部分まで塗ります。

これは、講習会場で私が接いだものです。小林流ではなく一般的な「切接ぎ」で、接ぎ穂は1芽です。

受講者にはあらかじめ切られた台木が配られました。台木の長さは15cmです。

接ぎロウは先生が塗ってくれたんですが、塗り具合がわかります。私は接ぎロウを使った経験が無く、『こんなに厚く塗るのか』とちょっとびっくり。

先生の接ぎ木ナイフ

小林先生が愛用する接ぎ木ナイフは、私は初めて見る形状で、これは「T芽接ぎ」にも便利に使えそうですね。特注品だそうで、『後藤みどりさんからのプレゼントなんです』と嬉しそうに話してくれました。

そらの 切接ぎ 2015年1月27日

接ぎ木講習会では、バラの接ぎ木は初めてという参加者のお手伝いをさせてもらったので、自分のものは1本しか接ぎませんでしたが、3日後の1月27日、テーブルバイスを使って4本ほど切接ぎをしました。 その方法は「小林流」ではなく、一般的な「切接ぎ」です。それを確認したかったからです

台木の調整

この台木は講習会で提供されたものです。作業にはテーブルバイスを使いました。まず台木をきれいに拭いて(小林先生は拭きません)、台木の木口を僅かに斜めに切り落とします。その部分の形成層と木質部の境目にナイフを入れ、形成層に沿って切り下げていきます。

接ぎ穂をセット

写真左:これが一般的な(私がバラ苗生産農家に教えてもらった)切接ぎです。これは2芽ある接ぎ穂ですが1芽でも同じです。

ここがポイントなので繰り返しますが、この写真で台木と接ぎ穂の「向き」がわかります。接ぎ穂の斜め切りした側が台木の外側にありますね。小林先生の方法ではこれが内側になります。デービッド接ぎも内側です。
『どっちでも同じだろう』って? そうでしょうか。。

接ぎ木テープは「ニューメデール」です。私は「接ぎロウ」を持っていないので、その代用として「エコピタ液剤」の原液にドブ漬けしました(写真右)。「エコピタ液剤」は有機JAS適合の殺虫・殺菌剤ですが、主成分が「還元澱粉糖化物」で「乾くと固まる」という性質に期待して使ってみました。接ぎ穂の先端の木口には「バッチレート」を塗っています。

切接ぎ作業 終了

6号プラ鉢に植え込みました。右から3株が接ぎ木講習会で提供された台木に接いだものです。接ぎ穂のカバーには「エコピタ」か「接ぎロウ」を使い、奥にあるのは全体をニューメデールで巻いています。

左の2株は自作の秋挿し台木に接いだもので、これにもニューメデールを巻きました。

これらを庭に置きました。日当りは悪くありませんが、建物の間から風が吹き抜ける場所です。保温や保湿のための処置は何もしていません。

なぜか芽の動きが遅過ぎる 3月7日

3月になる頃やっと芽が動き始めましたが、これでは遅過ぎると思います。厚く塗られた接ぎロウは、芽に押されて自然に剥げ落ちました。エコピタを塗ったもの(写真下右)の芽の動きも(遅いという以外は)別に問題は無いと思います。

なんと 切接ぎ失敗8株も! 4月21日

今年はこの5株を含め全部で10株の切接ぎをしました(切接ぎとは別にデービッド接ぎを100株ほど)。接ぎ木作業からおよそ3ヶ月が経過した4月20日現在、これら切接ぎの結果が見えてきました。残念ながら、ここで紹介した2株以外は芳しくありません。と言うか、「絶不調」です。

:誤解は無いと思いますが、絶不調なのは「小林流 接ぎ木」ではなく、秋挿し台木を使った私の「切接ぎ」です。

失敗した1株(上の左端)です。接ぎ穂が持っている水分とエネルギーでいったんは発芽したものの、台木と癒合ができず、そのため台木からの補給が無く力尽きたという感じです。しかも、台木の地際が褐変しているのが見えますが、これはたぶん「根腐れ」していますね。

この株の作業中の写真を撮っていたので、それ(下2枚)を見ながら原因を考えてみます。

  • 使用した自作の秋挿し台木がきわめて貧弱
    講習会で提供された台木と較べると一目瞭然
  • 形成層が薄くて台木の切り分けが浅過ぎる(左)
  • 台木と接ぎ穂の接合部の長さも短い(右)

台木の充実度の重要さ

ページを編集しながら思い出したのですが、この台木は10月に試みた「T芽接ぎ挿し」に失敗した穂木(挿し木は発根したけど、T芽接ぎは発芽しなかった)を、今度は台木として使い回ししたものです。『枝葉を残したままのデービッド接ぎとは異なり、切接ぎに枝は不要だからこれでも使えるんじゃないか』と。だから台木としては劣悪な状態だったんですね。

この話には「伏線」があって、それは2014年12月18日の記事:「3ヶ月で作るノイバラ台木 秋の挿し木」でノイバラの秋挿し3ヶ月後の例をあげ、『この程度の根量でも(デービッド接ぎの)台木として使うことができます』と書いています。これを実証するためのテストでした。でも、成長途上の元気な根ならともかく、T芽接ぎ挿しに失敗して疲労困憊の根(内包しているエネルギーを使い果たした未熟な台木 with 食べ残しの細麺焼きそばみたいな根)では、「切接ぎ」は無理でした。

気持ちの中のどこかに『接ぎ木なんて簡単』という慢心があったようで、深く反省。台木の充実度の重要さを再認識させられた、痛い経験でした。

デービッド接ぎとの比較

右の接ぎロウを使った株は(前述の)講習会で接いだもの。左の白プラ鉢は2月7日に作業したデービッド接ぎです。ふたつとも同じ品種(ER の "W.S. 2000")です。左の白プラ鉢は右の切接ぎしたものより10日後の作業なのに、4月20日には成長度合いが完全に逆転しています。

デービッド接ぎの "W.S. 2000"は、秋挿し台木に3株接ぎましたが、どれもほぼ同じ生育状況です。こうして並べて比較すると、切接ぎの株はちゃんと育つのか、いささか不安もある状態ですね。

この例だけで「デービッド接ぎ」の優位性を言うつもりはありません(笑)が、たぶん次のシーズンは、秋挿し台木にデービッド接ぎはしても、それに切接ぎをすることは無いと思います。

2015年 「切接ぎ」のまとめ

このように、10本の「切接ぎ」を試みながら8本は失敗という散々な結果になりました。自分なりにまとめてみます。

  • 小林先生の接ぎ木方法は、バラ苗生産農家の切接ぎよりむしろ「デービッド式 割接ぎ」に似ているのが興味深い
  • 接ぎ穂の調整は1芽に拘る必要は無く、穂木の状態で自由に
  • 台木の根を切るか否か、その優劣はまだ不明だけれど、長過ぎる根は切ってもいいのでは
  • 切接ぎがうまくいくには台木の充実度が重要
  • 自作の秋挿し台木は充実度が低く(形成層が薄過ぎて)切接ぎにはむかない。デービッド接ぎには使える
  • 接ぎロウの準備は面倒だとしても、接ぎロウならではのメリットもあるのでは
  • 接ぎロウの代用として「エコピタ」も使えないことはない
  • テーブルバイスは思っていた以上に便利だった
  • 接ぎ木作業後に株を寒い場所に置くのは、接ぎ穂と台木の癒合が難しいのでは

小林先生がバラの栽培を始められた50年前は、栽培講座はもちろんガイドブックも無く、すべて独学で勉強されたのだそうです。そのような熱心な方ですから、一般的な切接ぎの方法をご存じないはずがありません。先生のこの接ぎ木方法は、たぶん幾つもの方法での接ぎ木作業の経験から生まれた結果なのであろうと思います。

先生の接ぎ木方法はデービッドさんの接ぎ木とよく似ています。台木カットの手順が異なりますが、小林先生とデービッドさんという、尊敬するお二人の接ぎ木方法が共通しているのは、たんなる偶然なんでしょうか。

今回もっとも勉強になったのは、 台木の充実度 です。各地の接ぎ木講習会で使う台木はそのほとんどが専門農家が栽培した台木なので、台木の育て方が話題になることはありませんが、私にとってはこれが問題です。

この後レポートする「デービッド接ぎ」では、秋挿し台木でもそこそこの結果(テストを含め107本中80本成功で、率は75%)が出ています。でも「だから秋挿し台木でOK」とするのではなく、より高品質な台木を作る必要性を強く意識し始めました。小林先生の講習会で提供された台木(実生台木)=髄がまったく無くて形成層が厚い台木は、主に挿し木台木を使う私にはショックでした。

もうひとつ、これは切接ぎに限らずデービッド接ぎでも割接ぎでも、あるいはスタンダード台木への芽接ぎでも、
接ぎ木作業後の管理(防寒と保湿)が重要 と再認識しました。1月26日の記事:「バラの接ぎ木 2015」でも触れましたが、小林先生のアドバイスは『日当りの良い暖かい場所に置く。夜間に室内に入れる必要は無く、できるだけ自然のままで』ということでした。しかし私の環境は寒すぎたようです。

4 件のコメント:

風のささやき さんのコメント...

写真を取り入れた説明で、とても判りやすい内容でした。 これから花が咲くのが楽しみですネ。

小林先生の教室は、月に一回の受講ですがとても詳しい内容で、枯れ掛けていた我家のバラが、見事に
生き返り 花を咲かせそうで楽しみです。 

そら みたか さんのコメント...

風のささやき さん

コメントありがとうございます。

小林先生の講座に参加していつも感心するのは、受講者が何を求めているのか、何を伝えればきれいなバラが咲くのか、そのご判断が的確なことです。さすが、講座開催数 600回!ですね。

そしてそのお話が、私たちと同じアマチュアの栽培者としてのご経験を踏まえてのことですから、わかりやすいし説得力がありますよね。『自宅に帰ったらすぐ、今日教えてもらったことをやろう』という気になりますよね?

今回の接ぎ木講座(実習)は、受講者はみんな同じ条件だったのですが、受講者の中には3株全部が成功したという方もいらっしゃるのですか? すばらしい。どういう工夫をされたのか、ぜひともお話をききたいです。


モッコウバラが咲き、幾つかの早咲き品種も咲いています。しかし黒点病も出始めて、これからは一喜一憂の日々が続きます(笑)。 今後とも、どうぞよろしくお願いします。

あずき さんのコメント...

写真が多く、とってもわかりやすかったです!特に小林先生の手元がアップされていて、大きく見れて嬉しかったです。ありがとうございます!先生のナイフ特注だったんですね。それも、後藤みどりさんからのプレゼントとはビックリです!

以前から、バラの単発の講義ではなく、同じメンバーで長い講座を受けたいと思っておりました。それも、大好きな小林先生の元で・・・夢が叶い嬉しい限りです。
これからも、よろしくお願いします!


そら みたか さんのコメント...

あずきさん

コメントありがとうございます。

グリーンパークバラ園で開催中のバラ祭りに、私たち受講生のバラも展示してくださるとのことで、今朝からその準備をしています。

展示日に合わせて咲かせるのは難しいですね。いちおう展示予定日を意識して管理してきたつもりなんですが、もう散り始めていたり、あるいはまだ蕾が固かったりで、(楽しく)悩んでいます。

『なんでもいいんですよ』という小林先生の優しいお言葉に甘えて、わざわざ展示するほどのものではないけれど、幾鉢か持って行こうと思います。

先生のご指導(やデービッド接ぎ)で接いだ接ぎ木苗も数株持っていきます。この時期の接ぎ木苗は本来なら摘蕾して咲かせないのですが、今回は意図的に蕾を残しています。もし会場で見かけられたらお声をかけてください。

後藤みどりさんについては、ロザリアンとして素晴らしいだけではなく、そのお人柄をとてもほめてありました。私は未だお目にかかったことはないのですが、ステキな方なんでしょうね。いつか・・と楽しみにしています。

小林先生の接ぎ木については、「芽接ぎ」もぜひご指導をお願いしたいですね。「6月にノイバラを挿し木して台木を作り、秋に芽接ぎ」という案を耳にしましたので、ぜひともそれが実現するようお願いしましょう。

こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。 ありがとう。