このブログについて


バラの栽培についての考え方や方法は多様です。その多様性こそが、バラが文化として豊かであることの証左なのでしょう。
"答え"は一つではないとすれば、バラ栽培の楽しさは、"自分のバラの世界を見つけ出す" その過程にあると思っています。

このブログは試行錯誤中のバラ栽培の記録です。一部の記事はバラ仲間に私の方法を紹介するために書いたものもありますが、
「栽培ガイド」の類ではありません。バラ栽培を始めた頃に書いた記事の内容は現在の栽培方法とは異なるものも多く、
技術的にも拙くて誤謬も多々含まれていると思われます。批評的に読んでくださるようお願いします。

2012年2月9日木曜日

バラの種ばら播き

5日に粕屋町バラサークルのみなさんのお手伝いで準備したバラの種を、今日9日に播きました。悪天候のため予定より1日遅れ、種は結局3晩水の中で過ごしたことになります。

根拠はないけどこれ以上遅れるのはマズイのではないか?と意を決し、小雪が降る中を畑へ出ました。ノイバラは(発芽率を見るために)採取した月ごとに分け、栽培品種は品種や採取した場所で区分して播種しました。


畝の上の白いのは(もちろん)全部が種ではありません。できるだけ均一にばらまき播種するため、パーライトにまぶしてあります。川砂も準備していたのですが、扱いやすそうに見えたパーライトを使いました。

青いバットの中にあるのはERなどのやや大粒のタネです。ノイバラはこれよりも小さく、トゲナシノイバラはさらに小さいです。


ノイバラが6区画、トゲナシノイバラ1区画、栽培品種は12区画になりました。さて、どのくらい発芽してくれるか。

奥の方にちらりと見えるのは、覆土の準備でバーミキュライトを運んでいるバーバラさん。『間引きは私の担当ね』と張り切っています。でも、間引きが必要なほどには発芽しないでしょう。というか、全部が発芽したとしてもそのままでいい程度に薄く播いているのですよ。

覆土は畑土5割に、バーミキュライトやピートモス、もみ殻燻炭を加えました。そんなに丁寧にしなくてもだいじょうぶなんでしょうが、ま、祈るような気持ちですね(笑) タネの大きさはダイコンと同じ程度。ダイコンの場合は1〜2cmほど(一般的にはタネの大きさの2.5倍から3倍程度)覆土しますが、バラの場合はどうなんでしょう。今回は軽く1cm程度で、やや薄いかなという気もします。


断続的に雪が降る中で作業が進みます。でもちっとも寒くありません。楽しいことをしてるからか、それとも春が近づいているのか。

バーバラ:「風邪薬飲んだやろ。そのせいよ」

そうでした。昨夜仕事帰りにひどい悪寒に襲われて、風邪薬(漢方)を飲んだのでした。でも、気のせいでしょうか、雪が降っていても春はすぐそこまで来ているような気がします。

追記
この結果は、2012年4月14日に投稿した「バラの種播き 2ヶ月後」をご覧ください。

1 件のコメント:

バーバラ さんのコメント...

昨夜の仕事を終えて帰宅した際は別人のようにへろへそらさんでした。
アレレ、これでは種まきはどうなるんだろうと不安な一夜でしたが、朝はすっかり元気!
いつものバラばかそれさんに戻っていました。
きっと漢方風邪薬が身体を暖めてくれたんでしょう。
雪の中で「全然寒くない」と不思議そうな顔のそらさんを見てほっとしたり、笑ったり。
種まきが終わった畑を見て芽吹く様子を想像して楽しくなりました。