一輪のバラと全宇宙は同じサイズかも
バラ栽培を始めて間もない頃の2011年の個人ブログ ローズそらシド/そらのそらごと/そらの宙(そら) に、
「何の根拠も無い(根拠などあろうはずもない)のですが、もしかしたら一輪のバラと全宇宙は同じサイズかも」
と書いています。
まさに何の根拠もないすらごと(虚言)ですが、この10年間植物の命の仕組みを学ぶにつれ、その直感は確信めいたものになりつつあります。命はそして宇宙も、その発生から死まで 神秘的 と言えるほど美しい。
もしこの世界を神様が創ったのだとしたら、それはどのような設計図に基づいているのか。 その「神の数式」は、全宇宙も一輪のバラも同じであるに違いないと思うのです。
以下2項目:「ABCモデル」と「ホメオティック遺伝子」は「高校生物」の学習範囲から:
花の器官とABCモデル 参照:『ウィキペディア(Wikipedia)』
この切断面から「八重咲きの花弁は雄蕊が変化したもの」ということが納得できる(かな?)
ホメオティック遺伝子参照:『ウィキペディア(Wikipedia)』
以下の2枚はいずれも「クリスチャン・ディオール」
交配を試みたバラ仲間によれば、交配した結果、例えば花の中から葉が出てきたりとか、とんでもなく異様な花がたくさん出現するのだそうで、それはこのホメオティック遺伝子が影響しているものと思われる。萼片と花弁が一体化しているのは栽培品種でもたまに見かけるけど、「とんでもなく異様な花」というのがどんなものなのか、興味津々。
バラが咲き終わって、ハトロンの花?
ばら展の1週間前には大半の花が咲き終わってしまったので、幸いなことに?ゆっくり交配作業をすることができた。その数およそ50。秋の花も咲かせたいので、10号鉢に3本のステムのうち1本だけを種子親にした。過乾燥から守るためにハトロン紙の袋がけ。いつもなら寂しくなるばら展後のハウスが、今年は賑やか。
受精の結果は3週間程度でわかるらしい。「全ゲノム解析」「遺伝子組換え」「遺伝子編集」の時代だけれど・・。
わずかに咲き残っている「クリスチャン・ディオール」などに、部分遮光のためのビニール傘をセットしている。
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