このブログについて


バラの栽培についての考え方や方法は多様です。その多様性こそが、バラが文化として豊かであることの証左なのでしょう。
"答え"は一つではないとすれば、バラ栽培の楽しさは、"自分のバラの世界を見つけ出す" その過程にあると思っています。

このブログは試行錯誤中のバラ栽培の記録です。一部の記事はバラ仲間に私の方法を紹介するために書いたものもありますが、
「栽培ガイド」の類ではありません。バラ栽培を始めた頃に書いた記事の内容は現在の栽培方法とは異なるものも多く、
技術的にも拙く、論理も雑駁で、誤謬も多々含まれていると思われます。批評的に読んでくださるようお願いします。

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2012年1月15日日曜日

バラ栽培 私の小さな楽しみ

バラの種を播く畝と挿し木をする畝、そして昨年の夏以降に挿したバラ苗などを養成するための畝ができあがりました。畝長12メートル、ベッド幅(畝の上面の幅)1メートルで、計5本です。播種畝以外はマルチングし、2本の挿し木畝はこの後トンネルを作ります。

5/1200のアホなこだわり

私の畝作りは、トラクタで耕起した後、メジャーと水糸を使って畝立てをします。自分でもバカだと思うのですが、畝幅が5センチずれてしまうと、なんだか気持ちが悪くてやり直します。何の意味もないこだわりですが、性分なんでしょうね。困ったもんだ。笑。近所のおばあさんの畑は、ちょこちょこっと耕しただけなのに、私よりも遥かに立派な冬野菜が育っているんですよね。

農ビの黒マルチはわざとルーズに張っています。いちおう「耐熱マルチ」なんですが、気温が下がると収縮して土を固めるからです。

天候に恵まれてなんとか間に合いました。5〜6年前に、この時期土が乾かず春ジャガイモの植え付けができなくて困ったことがあります。2月も雨ばかりで焦りまくり、泥だらけになってやっとのことで種芋を植え付けたら、ぜんぶイノシシに掘り返されてしまいました。笑。

『畝は半年前から準備する』というのは多くの失敗経験から得た教訓です。でも、それがなかなかできないんですよ。いつも遅れ気味でしたが、今回は焦らずにすみました。

明日(15日)から挿し木の(準備)作業に入ります。楽しみです。今年は「活着率」よりも、しっかりした挿し木苗を作ることをめざそうと思っています。

後記:この3本の右側の畝に、台木用のノイバラを挿し木しました。「台木用ノイバラの挿し木

あれっ? 春ジャガはどこに植えるんだ? ジャガイモ畝の準備をすっかり忘れてしまってるじゃないか。
ジャガイモが穫れないとバーバラが Unhappy になるよ。

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2 件のコメント:

箱庭のこぼ さんのコメント...

りっぱな畝ですね(感心しています)種、芽接ぎ、挿し木、切接ぎ と色々と比較できますね。それにしても、りっぱな 綺麗な畝!!!
作物の畝もバーバラさんのために、確保してくださいね。そらさんや可愛いお孫さんのために料理されますよ。

そら みたか さんのコメント...

ありがとう。私はバラそのものよりもこんなことをするのが好きなのかも(笑) 下の写真の右端に黄色く見えるのはもみ殻。ここにも長さ15Mのバラの養成畝を4本作るため土作り中です。今後数年は野菜よりもバラの畝が多くなるのか?

でも、たくさんのノイバラ台木を育てるのはたぶん今年まででしょう。今後は、HTなどのモダンローズよりもオールドローズへの関心がより深まっていくような気がしています。それも自根苗の。

春ジャガの畝は確保しました。ドイツで生活されていた知り合いからお墨付きを頂いたジャガイモです。穫れたら持って行きます。あ、まだ植えてもいないのに。。(笑)