このブログについて


バラの栽培についての考え方や方法は多様です。その多様性こそが、バラが文化として豊かであることの証左なのでしょう。
"答え"は一つではないとすれば、バラ栽培の楽しさは、"自分のバラの世界を見つけ出す" その過程にあると思っています。

このブログは試行錯誤中のバラ栽培の記録です。一部の記事はバラ仲間に私の方法を紹介するために書いたものもありますが、
「栽培ガイド」の類ではありません。バラ栽培を始めた頃に書いた記事の内容は現在の栽培方法とは異なるものも多く、
技術的にも拙くて誤謬も多々含まれていると思われます。批評的に読んでくださるようお願いします。

2013年2月14日木曜日

鉢上げ直前 現地検討会

秋の挿し木F芽接ぎが鉢上げの時期になり、バラサークルの「第2回庭作り講習会」の後で現地検討会を行いました。

生育具合を確かめるメンバーのみなさん。

挿し木の成否はやはり品種に大きく影響されるようで、クライミングやシュラブ(イングリッシュローズを含む)の成功率が高いようです。マルチに穴があいているだけのものは残念ながら失敗したものですが、でも昨年と比較すれば成功率は確実にアップしましたね。

この時期が鉢上げに最適かどうかは疑問が残ります。この時期にする理由は主に管理上の都合です。失敗した原因も調べる必要がありますが、その結果などは作業後に。

台木の首を切って「パッチレート」を塗り、その30分後の様子です。根から吸い上げられた水が切り口にぷっくりした水滴を作っているのが見えるでしょうか。台木によってはもう少し水量が多いものもあります。この水は数時間後には(蒸発して?)見えなくなりますが、台木が休眠から覚めているのは間違いないでしょうね。

バラサークルのみなさんへ

16日と17日の午前中に、これら 秋の挿し木F芽接ぎ はすべて掘りあげますので、道具持参でお集まりください。作業の内容や必要な道具については14日から15日にかけて連絡網が廻るはずですが、「ばら日和」の記事「鉢上げのご案内」もご覧ください。よろしくお願いします。

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