1月に接木をしてその年の秋のコンテストに出品することを「新苗で秋に勝負」と呼んでいます。
これは、Boketanさんが日本ばら会会報「ばらだより」の2011年に連載された「新苗で秋に勝負」に因んでいます。
今年の接木苗
毎年いろんな接木方法を試して、だんだん下手に(成功率が低く)なっている。今年は最悪/笑。
その中で「デービッド接ぎ」が好結果を示し、その優れた方法を再認識した。
挿木台木 に「デービッド接ぎ」
デービッド接ぎは台木の枝葉を残す。接木は2月上旬。五枚葉5節で台木の枝葉をカット。
結蕾を確認後に五枚葉5節まで下げてカット。リッチェルのバラ用10号鉢に植え替え。スペーサーに割り竹を使用。徒長していない がっしりした新苗 に育っている。
元気の良い新梢だが、これの役割はベーサルシュートを出すための同化枝で、ベーサルシュートが2本出たら基部から切除する。残しても良い花は咲かない。苗はベーサルシュートが出やすいように、あらかじめ傾けて植え付けている。
「新苗で秋に勝負」のつもりだけれど、勝負は良いベーサルシュートが出るかどうかにかかっている。
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