このブログについて


バラの栽培についての考え方や方法は多様です。その多様性こそが、バラが文化として豊かであることの証左なのでしょう。
"答え"は一つではないとすれば、バラ栽培の楽しさは、"自分のバラの世界を見つけ出す" その過程にあると思っています。

このブログは試行錯誤中のバラ栽培の記録です。一部の記事はバラ仲間に私の方法を紹介するために書いたものもありますが、
「栽培ガイド」の類ではありません。バラ栽培を始めた頃に書いた記事の内容は現在の栽培方法とは異なるものも多く、
技術的にも拙く、論理も雑駁で、誤謬も多々含まれていると思われます。批評的に読んでくださるようお願いします。

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2022年5月10日火曜日

バラの交配・12 バージンフラワー第2陣

交配したバラが咲き始めました。この交配親は、種子親が「ジェミニ」で、花粉親は「香具山」です。

2022年5月5日

開き始めたバラのバージンフラワー

交配親

ハイブリッドティ・ローズ ジェミニ
♀︎ ジェミニ
バラ 香具山
♂︎ 香具山
ハイブリッドティ・ローズ ジェミニのローズヒップ ローズヒップの内部の構造 収穫したバラのタネ

2022年5月10日

咲き始めたバラのバージンフラワー 咲き始めたバラのバージンフラワー
咲き始めたバラのバージンフラワー 咲き始めたバラのバージンフラワー

交配親が  "♀︎ ジェミニ  +  ♂︎ 香具山"  から生まれた子どもたちは、全部で12株。親が同じでも、それぞれ花弁の色や形が異なる花になりそう。

バラの遺伝子数は品種によって差があるけど、例えば遺伝子数5万のバラを交配したら、子に現れる形質の組合せは5万の二乗の "25億種類" になるのか? 外見に関する遺伝子数はそれより少ないとしても、同じ親からまったく似ていない花が咲いても少しも不思議ではないのだろう。これが交配の面白いところ。

これらがどのように育つか今の時点ではわからないけど、 "選別" などしないで全部を育ててみたい。

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