このブログについて


バラの栽培についての考え方や方法は多様です。その多様性こそが、バラが文化として豊かであることの証左なのでしょう。
"答え"は一つではないとすれば、バラ栽培の楽しさは、"自分のバラの世界を見つけ出す" その過程にあると思っています。

このブログは試行錯誤中のバラ栽培の記録です。一部の記事はバラ仲間に私の方法を紹介するために書いたものもありますが、
「栽培ガイド」の類ではありません。バラ栽培を始めた頃に書いた記事の内容は現在の栽培方法とは異なるものも多く、
技術的にも拙くて誤謬も多々含まれていると思われます。批評的に読んでくださるようお願いします。

2022年5月7日土曜日

バラの交配・11 バージンフラワーの開花

昨年交配して生まれた幼苗に、バージンフラワーが咲きました。私にとって記念すべき第1号花です。

交配親はいずれも花弁の赤が鮮やかな個性的な品種ですが、この子は優しい花型で、シックな色調。

 ♀︎ ユートピア
 ♂︎ C. ディオール

『交配しても、まずまともな花は咲かない』と聞いていたので、どんな花になるのか期待と不安があったのですが、あまりにも "平凡" だったので、『嬉しい』というより、ちょっと肩透かしを食ったような気分もあります。でも今は生まれたばかりの赤ちゃんなので、今後どんな花に育っていくか分かりません。クラシックな花型と微妙なピンクの色合いに、生まれながらの "気品" は備えているように思うのですけど:p

平凡でもいいよ。生まれてきてくれただけでも素晴らしい。

0 件のコメント: