このブログについて


バラの栽培についての考え方や方法は多様です。その多様性こそが、バラが文化として豊かであることの証左なのでしょう。
"答え"は一つではないとすれば、バラ栽培の楽しさは、"自分のバラの世界を見つけ出す" その過程にあると思っています。

このブログは試行錯誤中のバラ栽培の記録です。一部の記事はバラ仲間に私の方法を紹介するために書いたものもありますが、
「栽培ガイド」の類ではありません。バラ栽培を始めた頃に書いた記事の内容は現在の栽培方法とは異なるものも多く、
技術的にも拙く、論理も雑駁で、誤謬も多々含まれていると思われます。批評的に読んでくださるようお願いします。

お知らせ

バラの育種 を仲間と共に学びたい初心者を対象にした オンライン勉強会 を計画中です。

オンライン ミーティングシステム "Zoom" を利用して、月2回(年間20回程度)の開催で、 参加費無料の勉強会です。

内容は「ばらの育種オンライン勉強会」 案内ページ をご覧ください。
11月23日追記:勉強会で使用するテキストに関して重要な変更をしています。



2024年8月22日木曜日

ChatGPTで学ぶ「バラの耐病性と品種登録」

酷暑の8月も嫌いではありません。空の色や吹く風、緑の色が日々微妙に変化していく様子を眺めていると、この世界はなんと美しいかと感じます。 特に今夏は、登山家の平出和也氏と中島健郎氏(優れた山岳写真家で、ドローンによる撮影の達人でもあった)が、K2西壁未踏ルートの約7550m付近を登攀中に滑落。現場の状況から救助が困難で、ご家族とも相談の上やむなく救出を断念という報( K2_project 最終報告|石井スポーツ )に接し、自然の美しさがいっそう心に沁みる気がします。

私のハウスの中は最高気温が連日40°Cを優に超えていて、最高気温は44°Cでしたが、底面給水による養液耕まがいの栽培で、バラの生育は順調です(去年の今頃も同じようなことを書きましたが、実際は良くなかった:p) 今年は間違いなくこれまでで最高の出来です。まもなく秋の花のための剪定を始めます。

ChatGPTを試してみる

夏休みの宿題の「作文」に追われている孫娘が、『ChatGPTを利用して書くからだいじょうぶ』と笑っています:p 若い人たちは使い慣れているのであろう "ChatGPT" を、遅ればせながら私も試してみようと思いたちました。アクティブユーザーは世界中で1億人だそうですが、私がこれまで使わなかったのは、『どうせ通り一遍の、教科書的な面白くない情報を提供するだけなんだろう』という先入観があったからなんです。

実際はどうなんでしょう? 以下数ページに渡り、ChatGPTとの実際の会話を記録します。主な目的は、ChatGPTの機能や特徴を知り、自分のバラ栽培にそれをどう利用できるのか試してみるということです。

コンテンツ

  1. ChatGPTで学ぶ「バラの耐病性と品種登録」(客観的事実に基づく会話|このページ)
  2. ChatGPTが語る「バラの育種の楽しさ」(CChatGPTの "主観" を探る|次のページ)
  3. ChatGPTがアドバイス「バラのスリップス対策」(栽培の現場での実用的な会話)
  4. ChatGPTとバラ友になる?「花を知りたければ・・」(いささか観念的なテーマの会話+まとめ

:試用し始めたばかりですが、これら一連の記事の結論を先に書けば、ChatGPTの賢さに驚かされています。上手に使えば、バラ栽培の支援ツール、あるいはそれを超えて "優れたバラ友" になる可能性すらありそうな気がします。

いずれのページも極めて長文で読み辛いでしょうが、ChatGPTの機能の一端をご覧ください。いや、このページを読むよりも、自分で "ChatGPT" を使ってみるのがイチバンでしょうね:p 無料で、今すぐ簡単にスタートできます。


はじめに

2024年4月21日の記事「春の開花 交配4年目のスタート」で、以下のような伝聞に基づく曖昧なことを書いています。

欧州では農薬を使用しなくてもちゃんと育つことが育種の絶対条件。でないと、新規の品種登録ができなくなったらしい(伝聞)。日本でも意欲的なブリーダーはそれを意識してあるようですが、国産のバラで欧州でも通用する(輸出できる)のはわずかな品種に過ぎないだろうと言われているそうです。

この伝聞に基づく情報は、2022年6月の記事「バラの うどんこ病 対策」でも検索して調べていますが、今一つ得心がいかないままでした。これを "ChatGTP" を使って自分なりに調べ直してみます。ChatGTPの使用に慣れていないので、まずChatGTPの回答をブログのコンテンツとして利用する際の基本的な注意事項から確認します。

そら:ChatGTPの回答を個人のブログに転載する場合の 注意事項 を教えて。

ChatGPTロゴChatGPT:ChatGPTの回答を個人のブログに転載する際の注意事項は、以下の点に留意することが重要です。

  1. 著作権とライセンス
    • 利用規約の確認:ChatGPTの回答は、OpenAIの利用規約に基づいて提供されています。商業利用や再配布に関しては、OpenAIのガイドラインを遵守する必要があります。一般的には、非商業目的であれば転載が許可される場合が多いですが、商業目的の場合は制限があることがあります。
    • 出典の明記::ChatGPTから得た回答をブログに転載する場合、出典を明記することが推奨されます。例えば、「この内容はChatGPTからの回答を基にしています」といった形で、どこから得た情報かを示すことが適切です。
  2. 内容の適切な編集
    • 文脈に合わせた編集:ChatGPTの回答は一般的な情報として提供されており、ブログの内容や読者層に合わせて編集することが望ましいです。そのまま転載するだけでなく、オリジナルのコンテンツに適した形で加工すると、読みやすさが向上します。
    • 責任の明確化: ChatGPTの回答は参考情報として提供されているため、ブログの読者が誤解しないよう、責任の所在を明確にすることが大切です。特に、専門的なアドバイスや法律に関わる内容の場合、あくまで参考情報であり、必要に応じて専門家に相談するよう記載することが推奨されます。
  3. プライバシーの配慮
    • 個人情報の取り扱い:ChatGPTの回答に個人情報が含まれている場合、これをブログに転載する際は、プライバシーに配慮し、個人情報を削除することが重要です。また、第三者の個人情報を勝手に公開しないよう注意が必要です。
  4. 内容の正確性
    • 事実確認:ChatGPTから得た情報が正確であるか確認することが重要です。場合によっては、誤った情報が含まれている可能性もあるため、信頼性のある情報源と照らし合わせることが推奨されます。

これらのポイントを守って転載することで、ブログの信頼性を保ちつつ、適切に情報を共有することができます。

利用規約 | OpenAI を確認し、出典を明記することが重要。さらには、そのまま転載するだけでなく、オリジナルのコンテンツに適した形で加工することも推奨されています。今回は一切「加工」せず、ChatGPTの回答をそのままで掲載します。ではこれに沿ってチャットを始めてみましょう。そら: が私の質問で、枠内が ChatGPT の回答です。


ChatGTPで学ぶ「バラの耐病性と品種登録」

そら:EUでは耐病性に劣るバラは新規の品種登録が認められないと聞きました。その具体的な内容は?

ChatGPTロゴChatGPT:EUにおけるバラの新品種登録に関して、耐病性が重要な基準となっていますが、耐病性に劣るバラが自動的に登録を拒否されるわけではありません。ただし、耐病性が不十分な品種は商業的な評価や市場での競争力に影響を与える可能性が高く、事実上、登録が困難になる場合があります。以下にその具体的な内容を説明します。

  1. 耐病性の重要性
    • 市場競争力:現代のバラ育種において、耐病性は非常に重要な特性です。特に黒点病(ブラックスポット)やうどんこ病(パウダーミルデュー)など、一般的なバラの病気に対する耐性は、消費者や生産者にとって大きな関心事です。病気に強いバラは農薬の使用を減らすことができ、環境負荷を低減するため、環境意識の高い市場では高く評価されます。
  2. 技術審査における耐病性の評価
    • DUSテストでの評価:バラの新品種登録時に行われる技術審査(DUSテスト)では、耐病性は直接の評価項目ではありませんが、品種の健全性や生育の一貫性に関する観察が行われます。この過程で、病害虫に対する耐性が弱い品種は、安定した成長が難しく、均一性や安定性の基準を満たさないと判断されることがあります。
  3. 商業的・環境的な圧力
    • 市場ニーズの影響:EU内のバラ市場では、耐病性のある品種が求められる傾向が強くなっています。これは、持続可能な農業への関心の高まりと、環境に優しい園芸製品の需要増加によるものです。したがって、耐病性に欠ける品種は、商業的な成功が見込めず、結果的に育種家や企業がその品種を登録しないことが多いです。
  4. 国や地域の規制
    • 地域による規制:一部のEU加盟国や地域では、特定の病害に対する耐性を持たないバラの販売や栽培に制限を設けている場合があります。こうした規制は、病気の蔓延を防ぐために設けられており、これも耐病性の低い品種が市場での流通を制限される一因となります。
  5. 持続可能なバラ育成
    • 育種のトレンド:現在の育種のトレンドとして、環境に配慮した持続可能なバラ栽培が重視されており、育種家は耐病性の高い品種の開発に注力しています。これにより、新品種の登録において耐病性が実質的に必須条件となりつつあります。

結論として、EUでのバラの新品種登録において、耐病性は公式な拒否基準ではないものの、商業的、環境的な圧力によって実質的に重要な要素となっています。耐病性に劣る品種は、市場での受け入れが難しく、登録が事実上困難になるケースが多いです。

そら:DUS検査の内容は?

ChatGPTロゴChatGPT:EUにおけるDUS検査は、新しい植物品種を登録する際に行われる重要な技術審査で、品種の独立性(Distinctness)、均一性(Uniformity)、および安定性(Stability)の3つの基準を評価します。この検査は、植物品種保護(PVP: Plant Variety Protection)を申請する際に必要であり、特に農業、園芸、林業分野で重要です。DUS検査は、EUの植物品種保護庁(CPVO: Community Plant Variety Office)によって管理され、指定された試験機関で実施されます。

  1. 独立性(Distinctness, D)
    • 定義:新しい品種が既存のいかなる品種とも明確に区別できることを確認します。
    • 検査内容:既存の登録品種との比較が行われ、形状、色、サイズ、成長パターン、葉の形状、花の色や形、果実の特徴など、多数の形質が評価されます。これらの特性が既存品種と明らかに異なることが確認されなければなりません。
  2. 均一性(Uniformity, U)
    • 定義:同じ品種内で、個々の植物が一貫した特徴を示すことを確認します。
    • 検査内容:植物のサンプルが多くの特性にわたって均一であることを確認するため、多数の個体が検査されます。異なる環境条件下で育てられた場合でも、すべての植物が均一な形質を示す必要があります。
  3. 安定性(Stability, S)
    • 定義:品種が世代を超えて、または再生産されても、その特性が一貫して維持されることを確認します。
    • 検査内容:植物が数世代にわたって、または繁殖手段(種子や栄養繁殖)に関係なく、特定の形質を維持できるかどうかが評価されます。この安定性が確認されなければ、品種はDUSテストを通過できません。
  4. 検査の実施方法
    • 試験機関:DUS検査は、CPVOが認定した試験機関で行われます。これらの機関は、植物の成長期に複数の観察を行い、必要に応じて異なる栽培環境や地域での試験を行うこともあります。
    • 試験期間:通常、DUSテストは2年にわたって行われます。この期間中に、植物が異なる環境条件下でどのように成長し、特性を維持するかが評価されます。
    • 試験対象:検査対象の植物は、出願者が提供するサンプルであり、十分な数の個体が必要とされます。
  5. 結果と品種登録
    • DUS検査合格:品種がDUS検査に合格すると、その品種は独立性、均一性、安定性が確認されたと認められ、登録申請が進められます。合格した品種はEU内で保護され、出願者には一定期間の独占的権利が与えられます。
    • DUS検査不合格:品種がDUS基準を満たさない場合、登録申請は却下されます。これは、特に独立性や均一性に問題がある場合に発生します。

DUS検査は、新しい植物品種の品質と一貫性を確保するために不可欠なプロセスです。EUにおいては、この厳格な審査を通じて、市場に導入される品種の信頼性と持続可能性が保証されます。

そら:「特定の病害に対する耐性を持たないバラの販売や栽培に制限を設けている場合がある」とは、どの国ですか?

ChatGPTロゴChatGPT:「特定の病害に対する耐性を持たないバラの販売や栽培に制限を設けている場合がある」という具体的な国としては、特にドイツとオランダが挙げられます。

  1. ドイツ
    • 病害耐性に関する規制:ドイツは、環境保護や持続可能な農業に対する取り組みが強く、バラの栽培においても病害耐性に関する基準が厳しいです。特に、黒点病(ブラックスポット)やうどんこ病(パウダーミルデュー)に対する耐性が求められます。これらの耐性が確認できない品種は、特定の地域での栽培や販売が制限されることがあります。
    • ADR認証:ドイツでは、特に耐病性の高いバラに「ADR(Allgemeine Deutsche Rosenneuheitenprüfung)」という認証が与えられます。ADR認証を受けたバラは、農薬を使用せずに栽培できることが確認されており、耐病性の基準を満たさない品種は市場での評価が低くなり、事実上の制限がかかることが多いです。
  2. オランダ
    • 持続可能な農業への移行: オランダでも、持続可能な農業への移行が進んでおり、耐病性が低いバラは市場での流通が難しくなっています。特に、大規模な花卉産業が発展しているオランダでは、農薬使用の削減が推進されており、耐病性に優れた品種が求められています。耐病性が不十分な品種は、商業的な栽培が制限されることがあります。
    • IPM(Integrated Pest Management)への取り組み:オランダは統合的病害虫管理(IPM)に力を入れており、化学薬品に頼らない栽培方法が奨励されています。このため、耐病性の低いバラはIPMに適合せず、制限される場合があります。

これらの国々では、環境保護や持続可能な農業の観点から、耐病性に劣るバラの栽培や販売が制限されることがあり、結果として市場での流通が制約されることがあります。

そら:欧州での環境保護意識は他地域よりも高いと思われる。それは、地政学的あるいは歴史的な要因もあるのでは?

ChatGPTロゴChatGPT:欧州での環境保護意識が高い背景には、地政学的、歴史的、文化的な要因が複合的に影響しています。以下に主な要因を挙げてみます。

  1. 歴史的な背景
    • 産業革命と公害:19世紀の産業革命により、欧州では急激な工業化が進みましたが、これに伴う環境汚染や公害の問題が深刻化しました。これらの経験から、環境保護の必要性が強く認識されるようになり、その後の環境政策の形成に影響を与えました。
    • 環境運動の歴史:20世紀中頃から、欧州では環境運動が盛んになり、特に1970年代以降は環境保護のための法律や規制が整備されるようになりました。スウェーデン、ドイツ、フランスなどでの環境保護活動や国際的な環境会議の開催が、環境意識の高まりに寄与しています。
  2. 地政学的要因
    • EUの役割:欧州連合(EU)は、環境保護に関する厳格な規制を導入し、加盟国に対して環境基準を設けています。EUの環境政策には、気候変動対策、リサイクル、再生可能エネルギーの推進などが含まれており、これが欧州全体での環境意識の向上につながっています。
    • 国際的なリーダーシップ:欧州は、気候変動対策や環境保護の国際的なリーダーシップを取ることが多いです。パリ協定の推進や国際環境会議の開催など、環境保護に対する国際的な取り組みを主導しています。
  3. 文化的・社会的要因
    • 環境意識の高まり:欧州では、環境保護に対する市民の意識が高く、環境に優しい生活を送ることが社会的な価値とされています。多くの欧州諸国では、エコロジーやサステイナビリティに対する教育が進んでおり、これが一般市民の行動に影響を与えています。
    • 環境保護団体の活動:欧州には多くの環境保護団体があり、彼らの活動が社会に大きな影響を与えています。これらの団体は、政策提言や市民への啓発活動を通じて、環境保護意識を高める役割を果たしています。
  4. 政策と規制
    • 厳格な環境規制:多くの欧州諸国では、環境に関する規制が厳しく、企業や個人に対して高い環境基準が求められます。これにより、環境保護の意識が自然と高まる環境が整えられています。
    • 再生可能エネルギーの推進:再生可能エネルギーの導入が積極的に進められており、これが環境保護の一環として広く支持されています。

これらの要因が相まって、欧州では環境保護意識が他地域に比べて高いとされています。歴史的な教訓や文化的な価値観、政策の影響が、欧州全体での環境保護に対する強い意識を形成しています。

そら:日本のような島国とは異なり、国境を接する欧州では他国の環境汚染が周辺の国に与える影響も大きいのでは?

ChatGPTロゴChatGPT:確かに、欧州のように国境を接する複数の国が密接に接している地域では、環境汚染が国境を越えて広がる影響が大きくなります。以下に、その影響と関連する要因について説明します。

  1. 大気汚染の国境越え
    • 大気汚染物質:硫黄酸化物(SO₂)、窒素酸化物(NOx)、微小粒子状物質(PM2.5)などの大気汚染物質は、大気中で広範囲に拡散し、国境を越えることがあります。例えば、工業地帯や交通量の多い都市から放出される汚染物質は、風に乗って隣国にまで到達することがあります。
    • 例:ヨーロッパでは、ドイツの工業地帯から放出された汚染物質が、風によって隣国のポーランドやチェコ共和国に影響を与えることがあるなど、環境問題が国際的な問題となっています。
  2. 水質汚染の国境越え
    • 河川や湖:多くのヨーロッパの河川や湖は複数の国を流れたり、国境を越えたりしています。これにより、一国で発生した水質汚染が流域全体に影響を及ぼすことがあります。
    • 例:ドナウ川やライン川などの大河川は、複数の国を流れるため、一国での水質汚染が周辺国にも影響を与える可能性があります。
  3. 生態系への影響
    • 生物多様性:生態系は国境を越えて連携しているため、一国での環境破壊が他国の生態系に波及することがあります。たとえば、森林伐採や土地の開発が、生態系の変化を引き起こし、隣国の生物多様性にも影響を及ぼすことがあります。
    • 例:環境破壊が隣国の生態系にも影響を及ぼすことがあり、例えば、森林破壊が生物の生息域を縮小させ、国境を越えて動植物に影響を与えることがあります。
  4. 国際的な協力と規制
    • EUの環境政策:欧州連合(EU)は、環境保護のための共同政策や規制を設け、加盟国間で協力しています。これにより、国境を越えた環境問題に対応するための共同の取り組みが行われています。
    • 国際協定:欧州内では、環境問題に関する国際協定や条約が結ばれ、汚染物質の国境を越えた影響を最小限に抑えるための取り組みが進められています。
  5. 地政学的要因
    • 国際的な圧力:欧州では、国際的な圧力や協力のもとで環境問題に取り組むことが多いです。環境汚染が国境を越えるため、国際的な枠組みや協定に基づいて、各国が協力して問題に対処する必要があります。

結論として、欧州のように国境を接する地域では、環境汚染が周辺の国家に与える影響が大きく、これに対処するための国際的な協力や規制が重要です。大気や水質の汚染、生態系への影響など、環境問題が国境を越えるため、地域全体での取り組みが求められています。

そら:環境保護の意識が高いのは、第一次世界大戦で使用された塩素ガスや、ナチスがホロコーストに使用した毒ガスは農業用の殺虫剤「チクロンB」で、それらに対する嫌悪感もあると思うのですが、いかが?

ChatGPTロゴChatGPT:第一次世界大戦での塩素ガスやナチス・ドイツによるホロコーストでの殺虫剤「チクロンB」の使用は、環境保護意識の高まりに一定の影響を与えていると考えられます。以下に、その関連性について説明します。

  1. 第一次大戦と塩素ガス
    • 化学戦の影響:第一次世界大戦では、塩素ガスやその他の化学兵器が使用され、多くの人命が失われました。この化学兵器の使用は、化学物質の危険性に対する意識を高めました。戦後の環境保護運動や化学物質に関する規制の強化に影響を与えた可能性があります。
  2. ナチスのホロコーストと「チクロンB」
    • 人道的な側面:ナチス・ドイツがホロコーストで使用した「チクロンB」は、環境や人間に対する深刻な影響を与えました。この事例は、化学物質がいかにして人道的に悪用されるか、またその結果として社会に与える影響を示しています。このような歴史的な事例は、化学物質や有害物質の使用に対する警戒心を高め、より厳格な規制を求める動きにつながった可能性があります。
  3. 環境保護と歴史的背景
    • 環境保護意識の形成:環境保護に対する意識は、こうした歴史的な事件から学び、環境や人間の健康に対するより深い理解を得ることから強まることがあります。化学兵器や有害物質が引き起こす被害を目の当たりにした結果、環境保護に対する意識が高まったとも言えます。
    • 政策と規制の進展:これらの歴史的な経験は、環境保護に関する政策や規制の強化に寄与しており、特に化学物質の取り扱いや使用に関する規制が整備される背景の一因とされています。
  4. 総合的な要因
    • 環境意識の高まり:環境保護意識の高まりは、歴史的な事件だけでなく、科学技術の進展や社会的な価値観の変化、国際的な協力といった多くの要因が複合的に作用しています。第一次世界大戦やホロコーストの影響も含め、これらの要因が相まって、現代の環境保護意識が形成されていると言えるでしょう。

結論として、第一次大戦での化学兵器使用やホロコーストでの有害物質使用は、環境保護意識の高まりに一定の影響を与えたと考えられますが、環境保護意識の形成には他にも多くの歴史的、社会的、科学的な要因が関わっています。

そら:欧州における、植物の新品種登録について、関係する規則などを教えて。

ChatGPTロゴChatGPT:欧州における植物の新品種登録については、主に以下の規則や機関が関係しています。

  1. 欧州連合の規則
    欧州共同体植物新品種保護規則(Regulation (EC) No 2100/94)
    • 内容:この規則は、欧州連合内での植物新品種の保護と登録に関する基準を定めています。新品種が登録されると、その品種の商業利用に関する権利が保護されます。
    • 目的:新品種の育成者に対して一定期間の独占的な権利を付与することで、育種活動を促進し、農業の多様性を保つことを目的としています。
  2. 変更規則(Regulation (EC) No 245/2006, Regulation (EC) No 207/2009)
    • 内容:これらの規則は、植物新品種保護に関する手続きの改善や、品種登録の要件に関する変更を含んでいます。例えば、品種の登録要件や審査手続きの更新が行われています。
  3. 国際的な制度
    国際連合の植物品種保護条約(UPOV)
    • 内容:UPOV(International Union for the Protection of New Varieties of Plants)は、植物新品種の国際的な保護を促進するための条約です。EU加盟国は、UPOV条約に加盟しており、これに基づく基準に従っています。
    • 目的:新品種の育成者に対して権利を保護し、品種育成のインセンティブを提供することを目的としています。UPOV条約は、品種の登録要件や審査基準を定めています。
  4. 欧州植物新品種保護機関(CPVO)
    • 役割:CPVO(Community Plant Variety Office)は、EU内での植物新品種の登録を担当する機関です。CPVOは、品種の審査と登録を行い、品種保護の権利を付与します。
    • 所在地:フランスのアミアンに本部を置いています。
    • プロセス:CPVOは、品種の新規性、均一性、安定性(DUS基準)を審査し、合格した品種には保護を与えます。
  5. DUS試験
    • 内容:DUS(Distinctness, Uniformity, Stability)試験は、品種の特異性、均一性、安定性を確認するための試験です。新品種が登録されるためには、これらの基準を満たす必要があります。
    • 実施機関:DUS試験は、CPVOが認定した試験機関や専門機関で実施されます。
  6. 申請手続き
    • 申請書類:新品種の登録には、詳細な申請書類が必要です。これには、品種の説明、育成者の情報、試験結果などが含まれます。
    • 審査:CPVOが申請を受理し、DUS試験を含む審査を行います。審査が通ると、品種が登録され、保護の対象となります。
  7. 登録と保護
    • 権利の付与:登録が完了すると、育成者には一定期間の独占的な権利が付与され、商業利用に対する保護が得られます。
    • 期間:保護期間は通常、最長で25年間です(樹木や果樹の場合はさらに長い期間)。

結論
欧州での植物新品種登録は、EUの規則や国際的な条約(UPOV)に基づき、CPVOが中心となって実施されています。これにより、新品種の育成者に対して適切な保護と権利が付与され、品種の品質や特性が確保されています。

そら:ありがとう、ChatGPT。このテーマでのチャットはとりあえずここまで。バイ。


このページのまとめ

冒頭で触れた、『欧州では農薬を使用しなくてもちゃんと育つことが育種の絶対条件。でないと、新規の品種登録ができなくなったらしい』という "伝聞" を確かめるために、前回私が利用したのは「検索」で、その根拠となるRegulation(規則)を見つけることが目的でした。

しかし、規則の名称はもちろん多くがわからないままだったので、数日かけて調べても "Regulation (EC) No 2100/94" には辿り着けませんでした:p ChatGPTはこのような "客観的な情報" を調べるにはとても有効だと実感します。情報量の豊富さはもちろん、会話(チャット)がストレスなく進行する、その機能の高さ、頭の良さに驚嘆させられます。

なお、ChatGPTは常に画面下端に次のような1行が表示されます。

「ChatGPT の回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。」

次のページでは、ChatGPTの主観を伴うかもしれない「バラの育種の楽しさとは?」という質問をしてみましょう。

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