このブログについて


バラの栽培についての考え方や方法は多様です。その多様性こそが、バラが文化として豊かであることの証左なのでしょう。
"答え"は一つではないとすれば、バラ栽培の楽しさは、"自分のバラの世界を見つけ出す" その過程にあると思っています。

このブログは試行錯誤中のバラ栽培の記録です。一部の記事はバラ仲間に私の方法を紹介するために書いたものもありますが、
「栽培ガイド」の類ではありません。バラ栽培を始めた頃に書いた記事の内容は現在の栽培方法とは異なるものも多く、
技術的にも拙く、論理も雑駁で、誤謬も多々含まれていると思われます。批評的に読んでくださるようお願いします。

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2011年10月3日月曜日

鈴木ぼかし作り開始

鈴木ぼかし」とは、鈴木満男さんの「バラを美しく咲かせるとっておきの栽培テクニック」(日本放送出版協会)P42の「ぼかし肥のつくり方」で紹介されるぼかしのことです。用途はバラの寒肥で、株の近くに宿根草などが植えられていて寒肥の穴を掘る余地がないとき、この「鈴木ぼかし」を1株あたり5リットルほど株元にマルチングします。

準備した材料は、赤玉土100Kg 油かす40Kg 乾燥鶏ふん60Kg 米ぬか6Kgです。ぼかし肥用微生物資材はアクアリフト300LNです。

数日前から畑の中で何か臭うなと感じていましたが、犯人は「乾燥鶏ふん」。覚悟を決めて撹拌作業に。パレットと防水シートそして木枠は正解で、向◯さんから提供された "い草の花ゴザ" もジャストサイズ。作業は(重労働ですが)順調に進み、赤玉土が臭いを吸着したのか、それとも私の嗅覚が麻痺したのか、作業開始後まもなく臭いは気にならなくなりました。ちょうどその頃にOさんが来られましたが、もしかしたら臭かったかも(^^;

左官さんがモルタルを捏ねるときの要領を思い浮かべながらひたすら撹拌。水は材料の55~60%と書いてあります。アクアリフト300LNの希釈液を100リットル使いましたが、やはりホンの僅かに水分が足りないような気がしますので、明日20リットルほど追加します。pHは5.75でした。良いボカシが出来そうな気がします。お楽しみに。

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