「バラ類 根頭がんしゅ病」タキイ種苗株式会社 病気情報|バラ類 根頭がんしゅ病
病原菌はアグロバクテリウム ツメファシエンス(Agrobacterium tumefaciens)という細菌の一種で、1~3本の鞭毛を有する1~3×0.4~0.8μmの棹状細菌
これはまた別の事例です。今年5月に新苗として植え付け。2番花まで咲いたものの、その後緩やかに樹勢が衰え、調べたときはほとんど枯死に近い状態でした。
驚いたことに、この株にもバッドユニオン直下に "麻ひも" が食い込んでいました。
そして、巨大な根頭癌腫病の瘤が。噫々。
今こうして写真で見ればすぐにわかりますが、植え付け時に見落とすのもやむを得ないほど細い紐でした。(でも、なんでここに麻ひもが巻かれているんだ?)
しかし、この2例から、健全な生育が妨げられば、その結果株が本来持っているはずの抵抗力が弱まると根頭がんしゅ病ができやすくなるのだということが推測できます。
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