このブログについて


バラの栽培についての考え方や方法は多様です。その多様性こそが、バラが文化として豊かであることの証左なのでしょう。
"答え"は一つではないとすれば、バラ栽培の楽しさは、"自分のバラの世界を見つけ出す" その過程にあると思っています。

このブログは試行錯誤中のバラ栽培の記録です。一部の記事はバラ仲間に私の方法を紹介するために書いたものもありますが、
「栽培ガイド」の類ではありません。バラ栽培を始めた頃に書いた記事の内容は現在の栽培方法とは異なるものも多く、
技術的にも拙く、論理も雑駁で、誤謬も多々含まれていると思われます。批評的に読んでくださるようお願いします。

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2022年3月14日月曜日

Stepmom接木 その後

このページは、2022年2月8日「バラの接木 "Stepmom 接木" を試みる」の続編です。

Stepmom に3つの方法で接木して1ヶ月が経過しました。接いだ芽が動き始めました。


1 デービッド接ぎ 枝残しバージョン stepmom =「メルヘンケーニギン」

"枝残しバージョン" は、このような条件では意味が無いようです。左の枝の先端にある節(ナックル)を取り巻くようにたくさんの新芽が。節の部分にはこんなに芽(潜芽)があるんですね。

接ぎ穂の芽も動き出していますが、あまり大きくはありません。接ぎ穂より上をカットしたので、接ぎ穂に養分が集中しグンと伸びると思います。

接木部分から樹液が滲み出した痕跡があります。根圧が高い株に接木する場合は注意が必要かも。これが原因で接木を数株ほど失敗 しました。


2 デービッド接ぎ 枝無しバージョン stepmom =「クリスチャン・ディオール」

この株の新芽が最も勢いが良いみたいです。新芽のアップは一日後に撮影したものですが、ひとまわり大きくなっています。


3 F芽接ぎ(貼り芽接ぎ) stepmom =「メルヘンケーニギン」

F芽接ぎもいいですね。

昨年秋に試みたいくつかのF芽接ぎが "絶不調" ですっかりしょげ込んでいましたが、これでちょっと安心しました。:p


このStepmom接木の結果については、2022年12月21日の記事:「バラのスタンダード仕立てを作る ③ 接木方法について」の中で、簡単に紹介しています。

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