バラの花壇に使う真砂土を買いに「只越え」(宇美町と太宰府市の境)にあるマサ山に行きました。軽トラに積めるだけ積んで500円です。でも真砂土は重いから、荷台半分くらいの量で積載重量オーバーになってしまいます。欲張って多めに積んでもらうとあまりの重さにハンドルを取られふらふらと走行して危険極まりなし(経験者談/そんなことをしてはいけませんです。笑い事ではありません)。
それにしてもデカいショベルローダーですね。ショベルよりも軽トラの荷台がちっちゃいぢゃないか。
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内容は「ばらの育種オンライン勉強会」 案内ページ をご覧ください。
バラの花壇に使う真砂土を買いに「只越え」(宇美町と太宰府市の境)にあるマサ山に行きました。軽トラに積めるだけ積んで500円です。でも真砂土は重いから、荷台半分くらいの量で積載重量オーバーになってしまいます。欲張って多めに積んでもらうとあまりの重さにハンドルを取られふらふらと走行して危険極まりなし(経験者談/そんなことをしてはいけませんです。笑い事ではありません)。
それにしてもデカいショベルローダーですね。ショベルよりも軽トラの荷台がちっちゃいぢゃないか。
田主丸の「スワ肥料店」さん(0943-72-3624)に(再度)行ってきました。目的は「カニ殻」の購入です。前回購入したものは、全量をバラサークルメンバーに引き取られてまだ不足だったので、今回は自分の分を含む追加購入です。2011年11月7日の記事「カニ殻とキトサンと放線菌」参照。
スワ肥料店さん:カニ殻を何に使われますか?
そら: バラです。
スワ肥料店さん:ああ、癌腫病対策ですね。
さすがというか、バラ苗生産農家も多いこの地区では バラの根頭癌腫病対策に「カニ殻」は定番 のようですね。
今回のは袋が変更されていました。カニの絵が消えて(残念)「保証成分量」が明記されています。
その後、何カ所かのバラを掘りあげて調べる機会がありましたが、幾つもの場所で根頭癌腫病にかかったバラがありました。また、実際に掘り上げることはしなかったものの癌腫を確認できる株があったり、ひどいものは通販で購入して届いたばかりの大苗に癌腫を削り取った跡が明瞭に残っているものもありました。
実感としては、根頭癌腫病は意外に多いです。癌腫病の病変を幾つも見たので、もう驚かなくなりました(笑)根頭癌腫病を引き起こす病原菌アグロバクテリウム ツメファシエンス(Agrobacterium tumefaciens)は密度を問わなければどこにでも存在している可能性が高く、何らかの原因でバラの抵抗力が弱くなると発病するように思われます。
癌腫病対策のもうひとつの方法「バクテローズ」は早くから注文しているもののまだ届きません。生産が間に合わないのだとか。噫。
仕方が無いので、今植え付けているものは1株ずつ根を洗い目視で確認しています。とりあえずカニ殻とアクアリフト300LNが頼りですが、根頭癌腫病に負けない丈夫な株を作ることがまず重要ですね。
お目当ては浜の小屋で焼く旬の牡蠣。
今年は身がプリッとして美味しいです。
柳川で育ったバーバラは『有明海産の天然牡蠣がいちばん』と思っているようですけど。
(上の写真の青いカゴに入っているのは「カキ殻」です)
でもほんとうは「玄界灘産カキ殻/シーライム」をJA糸島アグリで購入するのが目的です。
引用
- カキ殻を粉砕した物ですから良質で安心・安全です。
- 天然の動物石灰のため、カルシウム・ミネラル・微量要素を豊富に含み、ほくほくとした柔軟な土壌にします。
- 土壌の酸性化を防ぎ、発根促進・水の浄化作用、根腐防止の効果があります。
これをつぎに作るボカシに入れようと考えているのです。 美味しい焼き牡蠣を食べて、カキ殻はバラ園に。なんかいいでしょ?
シーライムは発表直後から使ってますけど、浜のカキ小屋の匂いがします。砕いただけでなく蒸製してあるはずなんですけど。でもその匂いが、いかにも海のミネラルたっぷりという感じがして気に入ってます。つぎに作るボカシはほぼ準備ができたので、年内に仕込みます。前回に懲りて、今度は100℃まで計測できる温度計も用意しました。
じつは(バーバラには内緒ですけど)シーライムは畑の倉庫に在庫があるんです。だから購入というのは名目で、ほんとは(これが真実)焼き牡蠣を食べたかったからです(笑)
時雨もようの中で、遅れていた根深ネギの土寄せをしました。バラの花壇を作るため二日連続でスコップを握っていたので、昨夜は右肘が痛く今朝も力が入りません。
自嘲
うしろすがたのしぐれてゆくか
山頭火
若い頃は百姓の真似事をするなど思いもしませんでした。土地に根をおろしそこで一生を過ごすよりも、たとえ漂白流浪の身であっても風のように気ままな人生に憧れていました。
私の家系はずっと昔からこの地の百姓であったことがお寺の過去帳などからわかります。その血が私にも流れているんでしょうね。私が愛用している平鍬と三つ又鍬は祖母が使っていたものです。どちらも私にはちいさなサイズなんですが、今ではそれもすっかり体になじみました。鍬を手にしながら、『あと何年生きられるかわからないけど、このまま土を耕しながら・・というのも悪くないかな』と思うようになりました。
まだやり残していた「CLアイスバーグ」の剪定を終える頃から冷たい雨になり、早めに切り上げて帰宅。
昼過ぎ、猿渡先輩が来訪され歓談。先輩の知識と経験の豊富さにあらためて刮目。
ストーブの火を見ていると、意識がトロトロしてきます。
こぼさんから借用しているバラのDVDに新品種の作出に関するエピソードが幾つか紹介されています。
例えば河本純子さん作出の「ブルーヘブン」(2003年)は、18年の育種期間中に100万個の種を播種したとか。
う〜ん、夢を見てるのか。
冷たい時雨が降る中、広島バラ園の田頭先生をお迎えして、1月に予定されている大剪定の説明がありました。
参加者は、粕屋町役場環境課、造園会社、維持管理会社そして私たち粕屋町バラサークルのメンバーです。
先生の今日のお話を私が理解できた範囲で要約すると;
『バラは5〜6年でピークを迎えます。6年というのは人間で例えると60歳、そろそろ定年です。10年経ったから植え替えようというバラ園もありますが、1月の大剪定は 更新剪定 をしましょう。今日はそのお手本をお見せします。』
ということで、四季咲き大輪のハイブリッド・ティー「ブランデー」(1981 アメリカ H.C.Swim&J.E.Christensen)を例に剪定作業が。
現在「ブランデー」は幾つかの花があり、先生の右手の位置まで高さがあります。これを約1/2に切っていきます。(見えている名札は左側のバラのものです)
鋏を持たれた先生は、さすがバラ栽培歴65年、お歳などまるで感じさせない手際で作業を進めていかれます。Gパンとワークブーツがよく似合ってますね。枝を切断する力の強いこと。
剪定後。枯れた太枝は歯の細かなノコで切断。これに剪定鋏を使うのは禁物で、鋏も痛めるし、無理な切断でバラの枝が割れるとそこから枯れが拡がるのだそうです。
「ブランデー」はシュート更新しないタイプなのでしょうが、やはり株元が寂しいですね。来年は新しいシュートが(たくさん)出てほしいですね。
冷たい雨が降り続きますが、先生はとてもお元気。次はスタンダードの剪定方法の説明です。
この株が6年生だそうで、ステンレス支柱の”横の輪”より下で切っていきます。
先生は、私たちがスタンダード仕立ての台木を育てているのをご存知でした。ブログをご覧頂いているようですね。ありがとうございます。
寒さがいっそう強まって、仕上がりの写真には参加者の震え上がっている顔がいっぱい写っているので割愛しますね。
田頭先生と同年の稲永会長もお元気で、寒さにもめげず午後の作業にも参加され、脚立に上がって「コーネリア」のスタンダードの剪定をお一人で仕上げられました。『春が楽しみ』と嬉しそう。
霙が降る中の午後の作業でトンネル部分のCLの手直し(昨日よりさらに切り込まれた)と、大部分のスタンダードの剪定が終わりました。みなさん、お疲れさまでした。濡れて冷えきった体を浴槽に沈めながら、今日もみなさんのおかげでいい一日だったと感謝。
完成しました。何人かの方には既にお披露目(そんな大げさなもんじゃないけど)がすんでいますが、臭いはほとんどありません。1ヶ月前より粒がさらに細かくなりました。この間切り返しはほとんどしていないので、バクテリアが分解したのだろうと思います。
コンテナ(と発泡スチロールの箱)に、25リットル入れて10個(250リットル)と、最後まで細かくならなかった固まり(鶏糞と大粒の赤玉土)25リットルの、計275リットルになりました。
単価は1株分5リットルで¥150 です。
反省点として、作業開始当初に発酵温度が上がりすぎたと思われます。アクアリフト300LNの強烈な発酵は知っていたのに迂闊でした。発酵温度の過上昇で死滅したバクテリアもあったと思われますが、その後も若干の米糠とアクアリフト300LNを追加し、緩やかながらも発酵が続いたので、いわゆる完熟の状態になったと思います。
2ヶ月かかりましたが、寒肥のシーズンにはぎりぎり間に合いました。明日以降、ご希望の日に配達します。
追加の注文もあり、次は使用する材料を自分なりにくふう(鶏糞を減らし魚粉とカニ殻を投入など)して、庭植え用の完熟ボカシではなく、グリーンパーク・バラ園のように生っぽいボカシを作ろうと目論んでいます。
私の菜園の畝の土の状態(見た目)を大雑把に比較すると、
以下の写真はグリーンパーク・バラ園で、たまたま写っていた地面の状態ですが、草が生えています。
バラ園全体がこうなのではありませんが、草が生えているかどうかにはあまり神経質ではないように思えます。
これらの草は意図的に播種されたものではないのでしょうが、ふと吉井町あたりの果樹園を思い出します。あれは『草を生やす方がいい』との判断があるんですよね。たとえ雑草でも裸畝よりはマシなのは、根圏にバクテリアがいるからでしょう?
現在急ピッチで花壇の準備を進めているのですが、マルチングをどうするか決めかねています。ボタ山の「環境美化集積所」のチップを使うのは止めました。代わりにJA取り扱いのウッドチップをかなり大量に購入したのですが、それよりも例えば根粒菌による窒素固定が期待できるマメ科のクローバなどを生やす方がいいのではないかと思えてきました。
バラの株元に意図的に草を生やしているバラ園を知りませんが、「美観」以外に何か理由があるのでしょうか?
こぼさんwrote; やはりバラには土作りが大事なことですね。
そのようですね。グリーンパーク・バラ園は、排水口の位置などからU字谷を埋めて作られたと推測しますが、もともとは赤土系の土壌だったと思われます。
これは斜面にある修景バラの花壇(株の大きさからして比較的最近作られた花壇?)ですが、土の状態がわかります。しかしバラ園の中央部分は15 年間に投入されたであろう有機物で、赤土のようには見えません。花壇の隅2カ所を手で掘ってみましたが、手のひらの深さまで掘っても耕盤層を感じないほどです。
バディさんも土に指を入れてみたそうですが、スッと入ったと言ってありました。
またグリーンパークに行きたくなりました(笑)
小林さんのお話では、「福山バラ会」のみなさんは会長さんをはじめとして、春と秋の2回、グリーンパーク・バラ園に来られるのだそうです。毎年のことなのか聞いていませんが、さすがですね。福山バラ会さんも、グリーンパーク・バラ園さんも。
鈴木ぼかし宜しく
はい。挿し木勉強会(座談会)がすんだら配布を始めます。
グリーンパーク・バラ園の寒肥ですが、ボカシと言えるかどうかなどは重要ではありません。でも、私が作った「鈴木ぼかし」と較べたらかなり生っぽいですね。バラ園全体が臭っていました(笑) ショックなのは、必ずしも臭いが消えるまで(完熟するまで)待たなくてもいいのだということ。表面散布する寒肥ならば、むしろ未熟な有機物も含まれていて、それが土着菌でゆっくり分解されていくのが好ましいのかも?と思われることです。
寒肥の施肥というより、花壇の土にいるバクテリアにエサと住処をやるという感じですね。
(話が飛躍しますが)お味噌とキムチを頂きました。どちらも手作りです。美味しかった。お味噌は良質な材料のそれぞれの味がして、しかもそれが調和しています。子どもの頃ばあちゃんが作っていた味噌の味を思い出しました。キムチは後味の良さと香りがすばらしい。今まで食べたことのない味です。味噌やキムチのおかげで元気いっぱい。
「材料を選び手間をかけて仕込み、発酵させる」
味噌やキムチ作りと、バラの肥料作りを一緒にするのはヘンですかね?(笑) 同じような気がするのですが。作るときの気持ちもね。たぶん。