このブログについて


バラの栽培についての考え方や方法は多様です。その多様性こそが、バラが文化として豊かであることの証左なのでしょう。
"答え"は一つではないとすれば、バラ栽培の楽しさは、"自分のバラの世界を見つけ出す" その過程にあると思っています。

このブログは試行錯誤中のバラ栽培の記録です。一部の記事はバラ仲間に私の方法を紹介するために書いたものもありますが、
「栽培ガイド」の類ではありません。バラ栽培を始めた頃に書いた記事の内容は現在の栽培方法とは異なるものも多く、
技術的にも拙く、論理も雑駁で、誤謬も多々含まれていると思われます。批評的に読んでくださるようお願いします。

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2021年10月21日木曜日

『宿る命の美しさ』を

ばら展の前日に満開になってしまったバラたちは9花。累計263。

夕刻、ばら展会場の準備。
会場で聞いた範囲では、この秋のみなさんのバラは、やはりかなり早く咲いてしまったようだ。夏花で小さく、色も出なかったとの声が多かった。

夜は、コンテストに出品するミニチュア盛り花部門とデコレーション部門の下準備を兼ねて試作をした。

『宿る命の美しさ』を少しは引き出せる作品になるよう心がけた。生き生きと微笑んでいる花たちに感動して、思わず拍手をした。

HT(ハイブリッド ティ)部門の出品花は、明日の早朝に実際の花を見て(花の声を聞いて)決める。アメダスの11:30pmの気温は、最寄りの観測地点「博多」で16.4°C。私の畑はたぶんそれより幾分低いはず。この気温で、花の開き具合はどうなるか。

コンテストに参加し始めた頃は、開き気味の花は農業用冷蔵庫に入れたり、逆の場合はお風呂に入れたりしたこともあったが、今は達観して?バラに任せるのがいいと思っている。明日の朝、バラたちはどんな表情を見せてくれるだろう。



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