今日午前中に満開になったバラたちは47本。累計97本。1/3以上の花が終わってしまった。コンテストより前に咲く花を100本と見積もったのはわずか2日前のこと。このまま開花が続くと10日後には恐ろしいことになりそうだが、 仕方がないので「ひとりバラ祭り」としよう。
「雪まつり」以外の写真はiPhone6sでの撮影だが、夕刻の光の中で色がズレている。
これらの花にはまだどことなく「夏バラ」の雰囲気がある。サイズが小さいし、その割には締まった感じがしない。
午前中は南風でとても蒸し暑かったが、午後から北寄りの風に変わって大気が入れ替わった感じ。気温が下がるのを期待したい。
コンテストに出品するのを諦めたわけではない。『あ、この子はもしかしたら・・』という感じのものも少しはある。コンテストは6年の経験しかないが、不思議なもので、入賞する花は蕾のうちからその雰囲気を持っている。
受賞は「相対評価」なので正確に言えば、「本当に良い花が咲くものは、蕾のうちからその雰囲気を持っている」ということ。つまりは「バランス」なのかなと思う。
花首がカクンと曲がるのはなぜ?
萎れているのでも傷ついているのでもないのに、花首が "固く" 曲がるのはなぜだろう?
2%ほどの花がこのように曲がる。このようになったものは、曲がった内側の細胞壁が固着したみたいな感じで、軸も円形ではなく左写真のように「方形」。これは無理すれば折れるし、添木では修正できない。
- 私だけに起きる現象ではない
- 花首が細くて弱い品種の曲がりとは症状が違う
- HT以外では見た記憶がない
- こうなりやすい品種とならない品種がある
なりやすい品種:
エレガントレディ、ジェミニ、あけぼの、魅惑etc. - 1株全ての花首が一律に曲がるわけではない
細胞壁を強くする働きのある「ケイ酸」を、珪酸塩白土やケイ酸カリの形で予防的に施肥したが、効果はない。
DONE:
- 昨夕の散布の影響をチェックしたが、異常なし
- ケイ酸カリ、鉄力アクアF10(二化鉄など)を一部の株の灌水に混入
薬剤散布も施肥もこれが最終で、あとは徐々に灌水量を減らしながら、開花を見守る - 摘花47本。花が咲き終わった株(8鉢)をハウスから搬出。外のほうが気持ち良さそうだ
- 赤花品種の日焼けは現時点では発生していないので、遮光はとりあえず不要
- ハウス床面のモップ掛け(ハウス内の土埃を少しでも減らす・・つもり。『綺麗なバラが咲いてほしい』という、いじらしくも健気な心がけ・・なのか?)
モップ掛けの作業中にカマキリを3匹見かけた。1匹は産卵後で、バラの花首にカマキリの卵(卵鞘)が。
この夏は数匹のカマキリがハウスの中に住んでいた。ハウスは防虫ネットを張っているので、『エサになる虫なんかいないだろ?』と思ったが、見かけるたびに少しずつ大きくなっていた。何を食べていたんだ?
0 件のコメント:
コメントを投稿