ばら展(コンテスト)まであと2日。『これが本命だろう』と思っていた "フロージン'82"。昨日は『寒いし、開花が遅れそうなので加温が必要かな?』と思っていたのだが、なんと今日の正午には一気に見頃になってしまった。
昼間のハウス内の気温は24°Cを超えることはなかったが、『咲くべきときには咲くんだな』と、へんに感心した。
今日の満開9花。累計259。
本命がパンクして気落ちしてしまった。昨日3時間も草刈り機を振り回してセイタカアワダチソウやハギと格闘した疲れも残っていて、午後に予定していた出品するための下準備もせずにダウン。
ばら展のコンテストのHT以外の部門(ミニチュア盛り花とデコレーション)に出品を予定しているバラの構成案を、妻に相談に乗ってもらいながらあれこれ考えた。デコレーション部門の花器は早くから決めていたけど、バラは散々悩んだすえに、メインは福島康宏先生作出のFL品種になりそう。
どのようなものになるか、「花を活ける」技術がないので不安もあるが、楽しみでもある。それにつけても;
映画「花戦さ」での 池坊専好(初代)の言葉(映画の中の"セリフ"/原作:鬼塚忠 脚本: 森下佳子);
「花の中にはほとけがいてはる。宿る命の美しさを、生きとし生けるものの切なる営みを、伝える力がある」
私はこれを感じ取る感性が脆弱みたいだと以前から思っていたが、出品できそうなバラやその構成を考えながら、『最初から "出品ありき" や、まず花器を決めるというのは違うんじゃないか?』と自問。そうだよな。
でも、それを学ぶのは今からでも遅くはないだろう。
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