このブログについて


バラの栽培についての考え方や方法は多様です。その多様性こそが、バラが文化として豊かであることの証左なのでしょう。
"答え"は一つではないとすれば、バラ栽培の楽しさは、"自分のバラの世界を見つけ出す" その過程にあると思っています。

このブログは試行錯誤中のバラ栽培の記録です。一部の記事はバラ仲間に私の方法を紹介するために書いたものもありますが、
「栽培ガイド」の類ではありません。バラ栽培を始めた頃に書いた記事の内容は現在の栽培方法とは異なるものも多く、
技術的にも拙く、論理も雑駁で、誤謬も多々含まれていると思われます。批評的に読んでくださるようお願いします。

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2021年8月19日木曜日

バラの交配・6

この記事は5月23日の「バラの交配・5」からの続きです。

その後も失敗したものが続き、今も頑張っているローズヒップは20個ほどに減った。でも、その中にはわずかに色づき始めたものもあり、最終的には「種播き」が少しは楽しめる程度は残るだろう(残ってほしい)と期待している。

色づき始めたローズヒップ

枯れてしまったローズヒップ

交配後にかけた袋を取り除いた後は何も手を加えていない。初期の頃の雑菌の繁殖が原因と思われる枯れの他に、交配後2〜3ヶ月経過して枯れたものもあり、その原因はわからない。

推測の域を出ないが、ローズヒップが肥大していくにはそれなりの養分が必要で、コンペティション・ローズとして肥料を控え気味に栽培している株では、もしかしたら「肥料不足」だったか。もちろん、交配したステムは脇芽を除去し養分・水分が集中するようにしたが、それでも不十分で、交配する株はそれ専用にすべきなのかも。。



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