このブログについて


バラの栽培についての考え方や方法は多様です。その多様性こそが、バラが文化として豊かであることの証左なのでしょう。
"答え"は一つではないとすれば、バラ栽培の楽しさは、"自分のバラの世界を見つけ出す" その過程にあると思っています。

このブログは試行錯誤中のバラ栽培の記録です。一部の記事はバラ仲間に私の方法を紹介するために書いたものもありますが、
「栽培ガイド」の類ではありません。バラ栽培を始めた頃に書いた記事の内容は現在の栽培方法とは異なるものも多く、
技術的にも拙く、論理も雑駁で、誤謬も多々含まれていると思われます。批評的に読んでくださるようお願いします。

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2021年8月20日金曜日

自然任せの「シリンジ」

雨でハダニをやっつける

北部九州は8月11日から1週間ほども強い雨が断続的に降りました。この雨を利用して、ハウス内で育てているミニバラ「須恵姫」3株のハダニ退治を試みました。強い水圧(シリンジ灌水)でハダニを吹き飛ばす退治方法がありますが、これは自然任せの「シリンジ」です。

今朝その結果を確かめてみましたが、ハダニが居そうな20葉ほどではまったくその姿がありませんでした。でも、たぶんハダニが全滅したわけではなく、これから再び出現するんでしょう。

1週間以上も雨に打たせ葉が乾く時間は少なかったので、これまで無かった黒点病が。。当然の結果かも。

19日の夕刻 "サプロール" を散布。でも、その後1時間もしないうちに驟雨。雨を予想してパラフィン系展着剤「アビオンE」を混ぜてはいたけどが、そんなものは洗い流すほどの雨の強さ。

これらの鉢はハウス内に移動しましたが、これからは黒点病対策が必要になります。

ミニバラ「須恵姫」は、福岡バラ会の先輩である岩本良一氏&諌山久美氏が1990年に作出された品種なんだそうです。ピンクと白の取り合わせがきれいで、ばら展のコンテスト・ミニバラ部門に出品した「須恵姫」を、来場者から所望されたこともあります。

旺盛に育ったので4株に株分けしたところ、白花が多い株が出現しました。同じ環境で並べて育てているので、肥培管理や日射量の影響とは言えないようです。

画面右後ろは夏の花「夾竹桃」の挿木苗。このは 夾竹桃ではちょっと珍しいでしょう?


DONE:



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