このブログについて


バラの栽培についての考え方や方法は多様です。その多様性こそが、バラが文化として豊かであることの証左なのでしょう。
"答え"は一つではないとすれば、バラ栽培の楽しさは、"自分のバラの世界を見つけ出す" その過程にあると思っています。

このブログは試行錯誤中のバラ栽培の記録です。一部の記事はバラ仲間に私の方法を紹介するために書いたものもありますが、
「栽培ガイド」の類ではありません。バラ栽培を始めた頃に書いた記事の内容は現在の栽培方法とは異なるものも多く、
技術的にも拙く、論理も雑駁で、誤謬も多々含まれていると思われます。批評的に読んでくださるようお願いします。

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2021年8月22日日曜日

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昨夜半から未明にかけて強い雨。今日は「沈」。バラ友に紹介してもらった本を読む。

「根力で咲かせるバラつくり」

高原 通寿 (著) 農山漁村文化協会 2008年1月発行

主に「鉢植え」に関する部分を拾い読みしたが、読み進むにつれ、boketanさんが「新苗で秋に勝負」(2011年)で紹介された鉢植えHTの栽培方法との類似性にちょっと驚いた。

お二人とも日本ばら会で活躍された優れた栽培者だが、お互いに影響しあったり、あるいはそれぞれの栽培方法を突き詰めていくと、共通する部分も多くなるのかも。

高原氏のこの著作の核心部分は「根力」だが、根の働きによって「吸水根」「生育根」「吸肥根」と分類する著者の 基本的な考え方 に、私は同意できない。

参考になる情報は多そうだが、読んでいて心が弾まないのはなぜだろう?


DONE:

  • 夕刻、ハウス内の鉢土が渇き気味のものがあったので、「マグホス」(く溶性/リン酸17%・苦土3.5%・他/多木化学)をクエン酸2%水溶液で溶かしたもの 20㏄/8㍑(EC=238㎲/㎝ ㏗=5.96)を少量灌水。 この方法で1株(10号鉢)のマグホス施肥量は(計算したわけではないが)0.1㌘にも満たない。


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