「硫酸マグネシウム」の製品 "Kieser Mag" を水に溶いて、全株に施肥。『天然鉱物由来の硫酸苦土肥料』とある。
手順
- Mg成分比は25%。水は、0ppmと仮定
- "Kieser Mag" 20㌘ に含まれる Mg は、20㌘ X 0.25 = 5㌘
- 5㌘ のMgを1㍑の水に溶くと、0.5% = 5000ppm
- この溶液50㏄を8000㏄に希釈(160倍)すると、31.25ppm
マグネシウムの予定値は35ppmなので、とりあえずこれでOKとし、今後「マグホス」を使用する予定。
「硫酸マグネシウム」を粒状のまま施肥するなら、私は2㌘/10号鉢を入れる。100鉢なら200㌘。
今回の液肥(希釈した使用液)は112 ㍑。それに使った「硫酸マグネシウム」は200㌘だったので、ほぼ同量。
重要
ならば栽培的には、水にゆっくり溶ける「硫酸マグネシウム」を粒状のまま施肥するのがベターと思える。これは、液肥として使用する場合の「濃度」のテスト。
適正な「量」については、私の栽培方法では定量化が難しい。
エンドレス剪定の夏の花
「エンドレス剪定」は有島薫さんの著書:「もっと咲かせるバラづくり」p.84 につぎのような考えが書かれている。2015年8月24日の記事「”バラの夏休み” 考」の後半でも紹介しているが、その一部を再引用:
エンドレス剪定のすすめ
日本では長い間、バラは年に2回の剪定が必要で、秋バラを楽しむためには8月末〜9月初旬に剪定をしなくてはいけないと考えられてきました。ところがヨーロッパのナーセリーで聞くと、秋剪定はやっていないという答えが返ってくるのが普通です。
私が思うに、日本で秋剪定が定着したのは、かっては秋にコンテストに出す人や、バラ園に関係している人がバラの本を書いていたからではないでしょうか。バラ園で一斉に秋バラを咲かせたり、コンテストの会期に合わせて咲かせるには、逆算して40~50日前に剪定を行う必要があるからです。その習慣が、一般の方にも広まったのではないかと推測しています。
しかし今はバラ一輪の完成度を目指すより、バラのある風景を楽しみたいという方が増えています。(以下「エンドレス剪定」に続く)
方法は「花が終わったら五枚葉一枚を付けて切る」ことの繰り返し。これで年中花が楽しめる。私もコンペティション・ローズ以外はエンドレス剪定が基本だけど、夏の花は摘蕾して咲かせず、秋に一斉に咲かせる方がきれい。バラジャムを作る食用バラで試したことがあるが、夏の花は品質が劣り、秋に一斉に咲かせる方が収穫量も多い。
DONE:
- 硫酸マグネシウム 液肥 全株
- HT以外の株(10号鉢)の剪定 20株
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